かもめんたる『キングオブコント』一回戦突破 松本人志の言葉をきっかけに再挑戦

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『キングオブコント2013』の王者に輝いたかもめんたる(岩崎う大・槙尾ユウスケ)が、7月29日に東京・シアターブラッツで開催された『キングオブコント2015』予選一回戦に出場し、見事通過。再挑戦に至った胸中などを明かした。

2008年より毎年行われ、数々の人気芸人を輩出してきた本大会だが、歴代キングで再挑戦する芸人は彼らが初。前代未聞の再挑戦に、槙尾は「2013年の優勝直後は、また参加するとは思っていなかった」と、岩崎は「アルバイトは辞められたし、お笑いのプロにはなれたが、それもだんだん……(笑)。もう一度ジャンプしたくて挑戦しました。これも人生だなあ」とそれぞれコメント。また、岩崎は「去年の『キングオブコント2014』決勝戦の直前、松本人志さんに“君たちは今年出なかったの? 出れば良かったのに”と言われたことが出場のきっかけ」と告白。槙尾も「あれは衝撃的な言葉だった。“また出ても良いんだ”と思うことができました」と振り返った。

前年度の準決勝出場者には、翌年度の第一回戦免除というシード権が与えられるが、昨年参加しなかったかもめんたるは第一回戦からの挑戦。第一回戦を終えた岩崎は「前回同様、トイレ掃除をして験担ぎをした。コントの出来は万全ではなかったけど、陸上競技でいうと100m9秒くらいは出せたと思う」とまずまずの様子を明かす。槙尾も「優勝時によく通っていたラーメン屋に行って験担ぎをしようと思ったが、閉まっていたので別のラーメン屋に行った(笑)。一回戦は緊張した」と語った。

この日は、約100組の芸人が参戦する中、二代目三波伸介率いる「まんてんトリオ」もコントを披露したが敢えなく敗退。吉本興業の主導で行われている「アジア版 あなたの街に“住みます”プロジェクト」の一環で、インドネシアに滞在しているザ・スリーも現地人のトドアンと、マレーシアに滞在しているエスディーきんじょうも現地のコメディアン・ザック、ミュージシャン・サイフルと共にそれぞれ参加。第一回戦通過はならなかったものの、異国情緒溢れるコントで会場を盛り上げていた。

本大会の第一回戦は8月2日(日)まで、第二回戦は8月12日(水)から8月20日(木)まで行われる。準決勝は8月27日(木)と8月28日(金)に、決勝は今秋に開催。決勝の模様はTBS系列にて放送される。

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