『吉田類の酒場放浪記』武蔵小金井「壱番館」でオリジナル焼酎を堪能「肴が妙に美味しい」

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酒場詩人・吉田類が「酒場という聖地へ酒を求め、肴を求めさまよう……」というコンセプトのもと、日本各地の大衆酒場を巡る番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS、毎週月曜21:00)。7月27日(月)の放送では、東京・武蔵小金井の老舗居酒屋「壱番館」を訪問した。

武蔵小金井駅に降り立った吉田。まずは、新名所になりつつある、町おこしのために商店会が掘ったという井戸へ。もともと小金井は「小金の井戸」との意味を持つ地名で、水の名所として知られていた。この井戸は地下100mから中硬水をくみ上げており、有料登録した人は自由に持って帰ることができる。吉田は、こんこんと湧き出る水を、早速、竹鶴の水割りにして賞味。「予想通り。合うんですよ」とご満悦だ。

そして、吉田は、開業17年を迎える「壱番館」を訪れた。この店の自慢は、新鮮な刺身と豊富な品揃えの日本酒。「中央線沿線で魚を食べるならこの店」と魚介の鮮度に信頼を寄せる常連客もいるほか、遠方からはるばる訪れる客も多いという。

先代が鹿児島で焼酎作りに勤しんでいることからオリジナルの焼酎「紅はるか」も提供。秋田出身のママさんが厳選した、秋田の珍しい地酒も揃っている。吉田はそれらの特徴を丁寧に教えてもらいながら、刺身盛り合わせ、じゅんさい、富山県産白エビのかき揚げ、六白黒豚のサガリ(貴重な部位・横隔膜)焼きなどを肴に、ぐいぐいと杯を空けていく。店を出た吉田は「皆さんのノリも想像を超えてまして。お酒も美味しい。肴も妙に美味しい」とご機嫌。次なる酒場を求めて、飲み屋街に消えていった……。

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