二代目三波伸介『キングオブコント』参戦!伊東四朗からのエールに「反則してでも頑張る」

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プロ、アマ、芸歴問わず、全国の挑戦者たちが熱いバトルを繰り広げて“コント芸の日本一”を決定する『キングオブコント2015』に、二代目三波伸介率いる「まんてんトリオ」が参戦することが決定。6日、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場にて、メンバーのシラノ、オケイと共に意気込みを語った。

三波を中心に2012年6月に結成されたまんてんトリオは、60年代から70年代にかけて活躍したお笑いトリオ「てんぷくトリオ」の名作コントや、自身の新作コントを演じるお笑いグループ。三波、現役プロレスラーのシラノのほか、メンバー脱退に伴い、グループ結成当初よりヘアメイクを担当していたためネタをすべて記憶していたというオケイが、今回より正式メンバーとして参加することになった。

てんぷくトリオのリーダー・初代三波伸介の息子である三波は「父が亡くなって33年。私にとっての“キングオブコント”は、やはり父です。大会名を聞いて心を焚きつけられ、挑戦してみようと思ったところ、シラノとオケイから熱烈に後押しされました」とエントリーまでの経緯を告白。また「今日も父の仏前に手を合わせてきました。写真の中の父はニッコリ笑っていたので、きっと“頑張れ”と言っていたのだと思う」とコメントした。

また、グループの芸風を聞かれた三波は「目新しいものは何もない(笑)。伝統芸能としての喜劇です」と紹介。大会では、てんぷくトリオのネタを短くして披露する予定だという。「お年を召した方の前で見せると先に内容を言われてしまうかもしれないですが、今回は若い方が多いと思うのでいいかと思って(笑)。往年のギャグも披露します」と語った。

さらにこの日は、てんぷくトリオの伊東四朗からサプライズでメッセージが到着。驚く三波に対し「てんぷくトリオ絶頂期と同じ年令だなあ。この際並べ! いや超えて見ろ! その時私は泣く! 伊東四朗」(原文ママ)というエールが読み上げられると、三波は「1回戦で落ちるわけには行かなくなった。反則してでも頑張りたい」と冗談を交えて意気込みを語った。最後に「目標は決勝進出。今日のなでしこも決勝まで行ったんだからすごいよね。僕たちも準決勝までは行きたい」と闘志を燃やすも、準優勝は賞金が出ないことを知ると「じゃあ優勝で(笑)」と間髪入れずに言い直し、報道陣を笑わせていた。

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