佐藤健『天皇の料理番』黒木華演じる俊子の最期、夫婦愛に感涙…自己最高の視聴率16.8%

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5日に放送された、佐藤健主演の連続ドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番』(TBS系列、毎週日曜21:00)の第11話が平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)となり、第9話の16.7%を超え、自己最高を記録した。

「昭和」という新時代を迎え、新しい大膳づくりに取り掛かる篤蔵(佐藤健)。そんな中、妻の俊子(黒木華)が倒れ、篤蔵の必死の看病も実らず死去する……という展開だった第11話。放送後、インターネット上には「黒木華がたたずんでいるだけでじわじわ目から熱いものがにじんでくるシーンの連続。ほんと、良い女優さんだ」「初めてドラマ見て嗚咽した。夫婦愛、本当に素敵だな……」「もっと夫のことを大切にしようと思った」「あんな妻になれるでしょうか?」「涙腺崩壊」「もう泣きすぎてやばい」「1クールで終わるのはもったいない」と、黒木の演技や夫婦愛に感動し涙したという絶賛の声が相次いだ。これまでの最高視聴率だった第9話で篤蔵の兄・周太郎(鈴木亮平)の最期が描かれた際にも、ネット上には感動のコメントが続出していた。

同ドラマは、直木賞作家・杉森久英が、大正・昭和時代の宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の生涯を描いた同名小説が原作。徳蔵をモデルにした片田舎のやっかい者・篤蔵が、ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで西洋料理のシェフになるという夢を持ち、ついには「天皇の料理番」を務め上げるまでに成長する姿が、フィクションを織り交ぜながら綴られている。

7月12日に放送される最終話は、敗戦国となり GHQ による統治を受けることになった戦後の日本が舞台。果たすべき役割を模索するが篤蔵だったが、亡き妻・俊子の愛が奇跡を起こす。そして、篤蔵の「天皇の料理番」としての人生に、ついに幕が下ろされる――。

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