高田純次、68歳のモテ男が明かした「歳をとってやってはいけない3つのこと」

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7月5日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)で、俳優・タレントの高田純次に密着。最近も雑誌「anan」で特集が組まれるなど幅広い世代の女性に支持されており、芸能界でも、彼の唯一無二のキャラクターや生き方に憧れる者は多い。番組では、68歳にして揺るぎない人気を維持し続けている“モテ男”高田の人物像に迫った。

■サービス精神から来る軽妙なトーク
「『情熱大陸』の取材だからタキシードで来ようと思ってたのに、寝間着で来ちゃったよ」と、十分にダンディないでたちで登場しながらも冗談を飛ばす。「舞台俳優ってことにしておいてくれないかな。最近、舞台に出てないけど。(肩書きは)第三者が決めることだけど、最終的には、マジシャンということにしておいて(笑)」「これ、放映するかはまだわからない。俺の場合は“非・情熱大陸”だから」と、番組中、軽妙なトークは止まることを知らない。

■モテる秘訣
高田は「歳とってやっちゃいけないことは、説教、昔話、自慢話。この3つを無くしちゃってるから、エロ話しかできない(笑)」と語る。ある番組で浅田舞と共演し、「荷物になってしまいますけど」と写真集をプレゼントされ、「荷物っていうなら、他の荷物はぜんぶ捨てちゃいます(笑)。舞ちゃんって胸でかいんだね」というストレートな表現をしても何故か許されてしまうのは、高田のキャラクターだからこそ。雑誌の取材で「色気をキープする秘訣は?」と聞かれれば、間髪入れずに「色気は、時々買いにいくんです。100gが2万円くらいするので高い。色気は自分では分からない。靴下はいてるとき(かかとから)粉吹いちゃうくらいなのにね」と返す。本人いわく、褒められると居心地が悪くなるというが、“エロ話”も、こういった照れ隠しのトークも、すべて“押しつけがましさ”がないからこそ、ダンディな色気をまとうのだろう。

■本質は真面目だが「高田純次」を演じ続ける
ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ)で共演した旧知の仲の寺尾聰が、「かなり真面目。クソ真面目と言ってもいいくらい。でまかせでやってる人じゃない。“無責任男”の看板を背負っているけど、実は、誠実で勉強家」と高田を評していた。「役者って嘘つき。色んな役になれるからいいよね。それが好きでなる人もいる。人間なんて、一生のうちにそんなに多くの役ができないから」と、高田は語る。自身のキャリアのスタートだった“役者”の精神が、やはり染みついているのだろうか。「やっぱ(手の内を)読まれちゃうからな。これから70歳までの2年、どうやって変えていくか、ですね」と、今もなお進化し続けようとしている高田は、「何歳まで生きたい?」との問いに「75歳だね。もうすぐだよ。最期はケツ出して終わりだな(笑)」と、飄々と笑ってみせた。

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