松嶋菜々子「とても胸が苦しくなった」高梨臨らと従軍看護婦の慰霊碑に献花

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松嶋菜々子主演で、8月1日(土)、2日(日)21時より放送される2夜連続スペシャルドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 レッドクロス~女たちの赤紙~』。この度、松嶋をはじめ、ドラマに出演する高梨臨、柴本幸、中島ひろ子が、東京・港区にある日本赤十字社本社を訪れ、救護看護婦立像へ献花を行った。

本作は、第二次世界大戦中、自らの信念で戦地に赴き「従軍看護婦」として働く中、人生を翻弄されながらも博愛の精神や家族への愛を貫いた女性の生きざまが、満州事変から第二次世界大戦、朝鮮戦争の時代にわたって描かれる感動巨編。松嶋は、「赤紙」と呼ばれる戦時召集状を受け取り、従軍看護婦になる天野希代(あまの・きよ)を演じる。

日本赤十字社の創立以来、いくつもの戦地や災害の現場で救護活動に従事し殉職した救護員の尊い犠牲を忘れないために、昭和52年に建立されたという救護看護婦立像。明治27年の日清戦争から第二次世界大戦において戦時救護に服し、殉職した職員の名簿と各人の功績を収録した「遺芳録」が納められている。

献花後、隣接する展示室に移動した出演者は、実物の赤紙や、従軍看護婦の制服などを見学。詳しい内容について説明を受けた松嶋は「敵味方関係なく救護する赤十字の志を持って戦地へ赴いたにも関わらず、志半ばで命を落とされた多くの方の慰霊碑を前にし、とても胸が苦しくなりました」とコメント。また「そうした思いを胸に、しっかりと残りの撮影に臨みたいと思っております」と、改めて意気込みを語っていた。

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