鈴木亮平兄やんの最期にネット民も号泣『天皇の料理番』9話視聴率は自己最高16.7%

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俳優の佐藤健が、大正・昭和の宮内省厨司長になった料理人・篤蔵を演じる連続ドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番』(TBS系列、毎週日曜21:00)。21日に放送された第9話の平均視聴率が、自己最高の16.7%を記録したことがわかった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

同ドラマは、直木賞作家・杉森久英が、大正・昭和に宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の生涯を描いた同名小説が原作。徳蔵をモデルにした片田舎のやっかい者・篤蔵が、ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで西洋料理のシェフになるという夢を持ち、ついには天皇の料理番を務め上げるまでに成長する姿がフィクションを織り交ぜながら描かれている。

第9話では、篤蔵が天皇の料理番への道を着々と歩む一方で、鈴木亮平演じる、篤蔵の兄・周太郎の病気が進行。新聞を通じ、篤蔵の宮中での活躍を知った周太郎が、弱々しく微笑む……という展開。病魔に冒された周太郎を演じ切るため、半年で20kgもの減量を行った鈴木の迫真の演技に、インターネット上には感動のコメントが続出。「涙ナミダでご飯が喉を通らない」「ほぼ言葉のない演技なのに、引き込まれる」「兄やんありがとう」といった書き込みが見られた。

[第9話あらすじ]フランス・パリから帰国した篤蔵は、天皇の料理番になるべく皇居・大膳寮を訪れる。大膳の長である大膳頭・福羽(浅野和之)に案内され厨房に赴いた篤蔵を待っていたのは、篤蔵よりも年上の大膳のシェフたちだった。シェフたちからの値踏みするような視線を感じながらも、厨房で奮闘していた篤蔵だったが、近々行われる御大礼の内容を福羽から聞いて驚く。一方、篤蔵が天皇の料理番になることを誰よりも喜んだ兄・周太郎は、以前よりも明らかに痩せ衰えていた。そして、俊子(黒木華)が吉原の門の前にいた理由も明らかになる。

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