有村架純「良い意味で期待を裏切れた」と自信『ビリギャル』観客動員数200万人突破

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有村架純主演の映画『ビリギャル』が、公開45日で観客動員数200万人を、興行収入が25億円を突破したことがわかった。

5月1日の公開初日から6月14日までの興行成績は、全国287スクリーンの公開で、観客動員数204万7,638人、興行収入25億954万6,900円。公開1ヶ月半を経た現在、上映館数が289スクリーンに拡大されており、大規模公開作品としては極めて異例のケースとなる。有村は「200万人という数字が大きすぎて実感がないのですが、なかなか達成できない動員数なのだろうとビックリしています」と驚くと同時に、「一緒にお仕事をした方々で“ビリギャル観たよ。あんなに泣けると思わなかった”と仰って下さる方がとても多いです。そのたびに“良い意味で期待を裏切れた”という喜びもあったり、“忙しい中、劇場まで足を運んでくれたんだ”という嬉しさもあったり。そういう言葉に励まされ、ますます頑張ろうと思いました。作品や役に対して愛情を持って携われば観ている方に伝わるということを、改めて実感する事ができた作品でもあります」と感謝の言葉をコメント。

また、最近では野球の早慶戦のポスターで“ビリギャル”という言葉が話題となったり、映画を観た柔道の金メダリストが映画の主人公と自身を重ね合わせ、原作本を持参するほどのファンになったと報道されたりと、さまざまなメディアで「ビリギャル」という言葉を耳にする機会が多くなっている。このことについても、有村は「皆さんの中で『ビリギャル』という言葉が印象に残っているということはとても嬉しいです。先日、日本ダービーに行った時に約13万人の観客の方が“ビリギャルー!!”“勉強教えてーー!”と叫んでくれて、ビックリしたのですがとても嬉しかったです」と目を輝かせる。

さらに、映画を鑑賞した人の口コミも大きな広がりを見せ、「ビリギャル泣けた」「ビリギャル笑えた」などはもちろん、「受験生は観るべき!」「ビリギャル観て勉強したくなった」など、勉強への意欲向上にも大きく影響を与えているようで、本作を授業の一環として団体鑑賞する学校もあるという。また、土日はカップルや家族連れなどで満席の劇場が多く見られるほか、平日もシニア層が多数来場しており、幅広い年齢層に受け入れられているという。有村は「皆さんのおかげで、本当にたくさんの方に観ていただく事ができました。映画はまだまだ公開中なので、まだ観ていない方、観た方ももう一度足を運んで観てもらえたら嬉しいです。また、映画を観てたくさんの方に広めてもらえたら嬉しいです。これからも応援よろしくお願い致します!!」と呼びかけている。

さらに、映画のヒットを受け、原作書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)の累計発行部数も111万部を突破しているという。

本作は、実話をもとにしたベストセラー小説の映画化。名古屋に実在する学習塾をモデルにした塾を舞台に、有村演じる金髪&ミニスカート、素行不良で成績も学年ビリの女子高生・工藤さやかが、伊藤淳史演じる塾教師・坪田信貴と共に“ゼッタイ無理”な慶應義塾大学合格を成し遂げるまでの姿が描かれている青春ストーリーとなっている。

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