有村架純、初体験のクラブで「どうやって踊るんだろう」と困惑

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現在公開中の映画『ビリギャル』の舞台あいさつが、2日に東京・TOHOシネマズ渋谷にて行われ、主演の有村架純と土井裕泰監督が出席した。

本作は、累計発行部数90万部突破の、実話をもとにしたベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)の映画化。名古屋に実在する学習塾をモデルにした塾を舞台に、有村演じる金髪&ミニスカート、素行不良で成績も学年ビリの女子高生・工藤さやかが、伊藤淳史演じる塾教師・坪田信貴と共に慶應義塾大学合格を目指す姿が描かれている。

劇中では、さやかの高校の友人役を演じた松井愛莉、蔵下穂波、阿部菜渚美と共に、カラオケ、クラブ、プリクラといったギャルならではの遊びを満喫したという有村。「撮影初日には、小道具として登場する手帳にプリクラをびっしりと貼るため、何百枚ものプリクラを撮影しました。一生分撮ったんじゃないかと思うくらいの量でしたが、とても楽しかったです」と笑顔で振り返った。

また、司会者に「クラブにはあまり行かれないのでは?」と尋ねられると、有村は「私、行っているように見えますか(笑)?」と冗談交じりに聞き返して会場を沸かせた。有村含め4人ともクラブは初体験だったそうで「全員で“どうやって踊るんだろう”と話し合ったのち、とにかく腕を上げて飛び跳ねようということになって。とにかく腕を振りながらジャンプしていました」と明かすと、土井監督も「踊っているというよりは飛び跳ねている感じでしたが、とても楽しそうに見えました」と感想を語った。

最後に有村は「映画を通して、自分を信じることは本当に大切なんだと思いました。これからも皆さんと共に、劇中の“さやか”のように頑張っていきたいです」とメッセージをおくっていた。

この日は、映画のキャンペーンとしてギャルの聖地・渋谷を1日かけて“ジャック”した有村。舞台あいさつの前には、渋谷パルコにてマスコットキャラクターの「パルコアラ」と対面、タワーレコード渋谷店にて劇中歌を歌うタワレコ店員兼歌手のSakuとトークショーを実施、紀伊國屋書店渋谷店にて原作モデルの小林さやかさんの原作本サイン会に飛び入り参加、そしてスカイバスに乗り渋谷の中心で記念撮影を敢行した。有村は「パルコは買い物でたまに来ます。そのパルコの壁に自分の写真があるのは、恥ずかしいですが嬉しいです。スカイバスでは、普段上から渋谷を見ることがあまりないのでとても新鮮でした。写真を撮る時、交差点を歩く方々が気付いてくれて嬉しかったです」と感想を寄せている。

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