有村架純が涙、映画『ビリギャル』共演者からの寄せ書きに感激

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映画『ビリギャル』の初日舞台あいさつが1日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、主演の有村架純をはじめ、伊藤淳史、吉田羊、野村周平、松井愛莉らが出席した。

本作は、累計発行部数90万部突破の、実話をもとにしたベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)の映画化。名古屋に実在する学習塾をモデルにした塾を舞台に、有村演じる金髪&ミニスカート、素行不良で成績も学年ビリの女子高生・工藤さやかが、伊藤演じる塾教師・坪田信貴と共に慶應義塾大学合格を目指す姿が描かれている。

撮影前、原作の坪田氏から生徒を教える際のポイントを伝授されたという伊藤は、「生徒の目を見続けること、心から愛し抱きしめるような思いで話しかけることが大事だとおっしゃっていたので、そういった“坪田イズム”を大切にしました。実際に抱きしめることはできませんでしたがそういった気持ちで演じましたし、有村さんをかなりの間見つめることができたので役得でした(笑)」と冗談交じりに撮影を振り返った。

またこの日は、登壇者全員が有村に寄せ書きをプレゼントするというサプライズ企画を実施。「架純ちゃんの思いやり、優しさ、強さがこの映画を愛でいっぱいにしている。架純ちゃんの愛が多くの人に伝わりますように」(吉田)、「有村さんの笑顔に癒やされました。また一緒にお芝居をしましょう」(野村)、「劇中では一緒にプリクラを撮ったり、カラオケや温泉に行ったりと、本当の高校の友達のようで楽しかったです。一番忙しいのに気遣ってくれてありがとう」(松井)といったメッセージが読み上げられると、有村は「とても嬉しい。皆さんから愛されていることをより実感できて、本当に幸せです」と思わず感激。また「素敵なスタッフやキャストの皆さんに囲まれて撮影ができたので、毎日がとても楽しかったです。その気持ちがさやかという役を通して画面に表れていたと思います。充実した気持ちで取り組めたし、作品を通して大きな一歩を踏むことができました」と涙ぐみながら語った。

最後に有村は「これから受験勉強を始める方は、ぜひ坪田先生のような方と出会ってもらいたい。また、親御さんや教える立場にいらっしゃる方は“教育とは何か”ということを改めて感じていただけたら。お子さんは、ご両親がどんな気持ちで子どもと向き合っているのかを再確認していただけたら嬉しいです」と呼びかけていた。このほか、舞台あいさつには田中哲司、安田顕、土井裕泰監督が出席した。

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