有村架純「私には特徴がない?」と下積み時代の苦悩を告白

公開: 更新:

5月1日(金)公開の映画『ビリギャル』の現役女子高生限定イベントが27日に都内で行われ、主演の有村架純と原作モデルの小林さやかさんが出席、金髪のウィッグを被って“ビリギャル”になった150名の女子高生と共にトークを展開した。

本作は、累計発行部数90万部突破の、実話をもとにしたベストセラー「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)の映画化。名古屋に実在する学習塾をモデルにした塾を舞台に、有村演じる金髪&ミニスカート、素行不良で成績も学年ビリの女子高生・工藤さやかが、伊藤淳史演じる塾教師・坪田信貴と共に慶應義塾大学合格を目指す姿が描かれる。

今やCMやドラマ、映画などで引っ張りだこの有村は「以前はオーディションに落ちてばかりいました」と“ビリ”にまつわるエピソードを告白。「事務所に入る前も入ってからもことごとく落ちていて……あの時は“私には特徴がないから?”“どうやったら目に留めてもらえるんだろう?”などと本当に悩みました。だけど、今の自分自身をどのように伸ばしていけばいいかを考えることにしたんです」と下積み時代を振り返った。

また、今作では露出度の高いギャルファッションを披露している有村。撮影現場では、衣装の上に長袖の上着を羽織ってリハーサルに臨んでいたため、本番の際に上着を脱ぐと、あまりの露出度に坪田先生役の伊藤が驚いてしまったという。有村は「伊藤さんは上着も含めて衣装だと思っていたらしくて(笑)。伊藤さんいわく、映像にはご自身の素のリアクションが映っているそうです」と明かした。

さらに、“さやか”のモデルとなったさやかさんは「坪田先生に“受験当日、隣の人の鼻息が荒くて気が散ったらどうするんだ”と言われたことがあって(笑)。劇中にさやかがカラオケルームで勉強しているシーンがあるのですが、あのようにうるさい場所で勉強することも大事です」と女子高生にアドバイスを伝授。それを聞いた有村も「確かに。私もテスト勉強は音楽を聞きながらした方が集中できました」と同意していた。イベントには、有村、さやかさんのほか、劇中でさやかの友人役を演じた松井愛莉、蔵下穂波、阿部菜渚美も出席した。

PICK UP