鈴木亮平、夢は「国際的な俳優になってアジア人男性の魅力を伝えること」

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俳優の鈴木亮平が、20日に上智大学で行われた文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」プロジェクトのトークイベントに出席し、海外留学の魅力を語った。

このトークイベントは、4月26日(日)より初回2時間SPでスタートする新ドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番』(TBS系列、毎週日曜21:00)のストーリーがプロジェクトの企画意図と合致することから生まれた企画。同ドラマは、直木賞作家・杉森久英が、大正・昭和時代の宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の生涯を描いた同名小説が原作。佐藤健演じる、徳蔵をモデルにした片田舎のやっかい者・篤蔵が、ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち、ついには天皇の料理番を務め上げるまでに成長する姿がフィクションを織り交ぜながら描かれる。

佐藤演じる篤蔵の兄・周太郎役で出演する鈴木は、186cmという大柄な体格ながら、役作りのため半年かけて76kgから56kgに減量。「10日前までは56kgでしたが、もうリバウンドしました(笑)。皆さん、減量とダイエットは違うので真似はしないでくださいね」と呼びかけた。

また、鈴木が初めて海外に行ったのは8歳の頃。家族で親戚が住むロサンゼルスを訪れ、アイスクリームの大きさに目を見張ったという。中学生の時にはアメリカのサマーキャンプに参加したそうで、「その時出会ったアメリカ人の女の子に恋をしてしまって。それから“アメリカに行きたい!”と思ってしまった。不純な動機です」と振り返った。高校生の時には、あまり英語が出来ない状態でオクラホマ州へ留学。「日本では明るい男の子だったのに、映画が2割くらいしかわからないので引っ込み思案になってしまった」と苦労を告白。「日本人が遠慮がちな部分や、自分が悪いんじゃないかと思ってしまうのは良くない。他の国の留学生よりも、自己アピール力やコミュニケーション力が日本人は欠けている。言葉が通じない中で、いかに居場所を作れるかです」と力説した。

最後に、鈴木は「僕の最終的なゴールは国際的な俳優になること。アジア人男性は、西洋人からだけはなく世界中から“セクシーさが足りない”と思われている。だからスターになり、アジア人男性に対するステレオタイプなイメージを変えていきたい。イチロー選手や渡辺謙さんがやってきたように、自分もそのひとりとなってアジア人男性の魅力を伝えていきたい」と、特技の英語で自身の夢を語っていた。

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