郷ひろみ、24年ぶりに民放連ドラ出演!「人生が大きく変わるビッグチャンス」

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歌手の郷ひろみが、佐藤健主演で4月26日(日)にスタートする新ドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番』(TBS系列、毎週日曜21:00、初回は2時間スペシャル)に出演することがわかった。郷が民放の連続ドラマに出演するのは24年ぶりとなる。

同ドラマは、直木賞作家・杉森久英が、大正・昭和時代の宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の生涯を描いた同名小説が原作。徳蔵をモデルにした片田舎のやっかい者・秋山篤蔵(佐藤)が、ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち、ついには天皇の料理番を務め上げるまでに成長する姿がフィクションを織り交ぜながら描かれる。

郷が演じるのは、帝国一の料理人になる夢を叶えるためパリでがむしゃらに修行する篤蔵を、同郷の人間として尽力を惜しまず応援する在仏日本大使・粟野慎一郎(あわのしんいちろう)。当時は料理修行のため日本人がパリへ行くなど考えられないという時代だったが、篤蔵は粟野のおかげで働き口や家を見つけることに成功。幾多の試練、困難、差別に遭いながらも、料理に対する真心と持ち前の負けん気を武器に才能を開花させ、3年間の修行を経て成長した篤蔵に「天皇の料理番」となることを促すのが粟野だ。篤蔵が大日本帝国から請われ帰国するまで、ことあるごとに篤蔵を傍らで支え続け、篤蔵の人生に大きな影響を与える。

郷は「(ドラマ出演の)お話をいただいてから撮影が始まるまでが一番大変でした。台本が本当に面白く、出演することはとても重責だと思いました。それだけでもハードルが高かったのですが、こともあろうにフランス駐在の日本大使役なので、フランス語を話せなければいけない。さらにハードルが上がって、このハードルの高さは世界記録に匹敵するんじゃないかと思いましたよ(笑)」と冗談を交えてコメント。また「24年ぶりというブランクはあまり感じなかったのですが、撮影の形態や手順は以前と変わっていました。制作陣の方々がディレクションしてくれたことが本当に良かったと思います。自分の範囲を超えている部分も出てくるので、今回は特に、彼らに導かれて演じることができたと思いました」と撮影を振り返る。

最後に「この作品に出演するということは、自分の中でビックチャンスだと捉えています。これをきっかけに違う世界を開けたら、これからの自分の人生が大きく変わってくるでしょう。それくらい大きなものになったという意識もありますし、それくらい大きなものを与えていただいたと思っています」と目を輝かせている。

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