大島優子「日本中にズロース旋風を巻き起こしたい!」

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堤幸彦演出で4月16日(木)20時57分よりスタートする新ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系列、通常は毎週木曜21:00)の会見が11日に都内で行われ、主演の大島優子をはじめ北村一輝、勝地涼、田中哲司、本田翼、山口紗弥加、遠藤憲一、堤監督、脚本の櫻井武晴が出席した。

同作は、「暴力団離脱者相談電話」通称“足抜けコール”へ舞い込む「ヤクザ社会から抜け出したい」、「やめたいのに就職先が見つからない」といったさまざまな相談・依頼を、大島演じる相談員・永光麦秋(ながみつばくしゅう)が解決していく警察ドラマ。

本作が初主演となる大島は、緊張した面持ちで登場すると「もうすぐ全国の皆さんに作品が届くと思うと、その日が来なければいいのにと思ってしまう。その反面、見て欲しいという気持ちもある。主演とは言っているものの、スタッフと共演者の皆さんにおんぶにだっこをさせていただいているので、とても感謝しています。そこに乗っかりながら、自分らしく一生懸命演じられたら」と挨拶。

麦秋の妹・遥を演じる本田が「麦秋のアクションシーンが格好良い」と絶賛すると、遥が勤める個人病院の医師・有留章子を演じる山口は「麦秋のスカートの中が気になる」とコメント。大島は「麦秋が格好良くアクションを披露している中、スカートの中にキラーンと“何か”が見えるのが堤監督らしいなと思いました。麦秋の女子っぽい面も毎回出てくると思うので期待して欲しい」と語ると、堤監督は「あれはズロースです。出てくるのはアクションシーンだけではないですよ」と明かした。大島は「衣装合わせで見た時『年輩の方が履く奴ですよね?』と聞いてしまった(笑)。でも履き心地は抜群です。日本中でズロース旋風を巻き起こしたい!」と力を込めてアピール。“足抜けコール”の室長・石山博文を演じる田中が「アクションシーンで麦秋が小さく『シュッシュッ』と言っているのは何?」と聞くと、大島は「堤さんが言えって……」と苦笑い。堤監督は「僕は元卓球部なんですが、卓球やる人って試合中にそう言うんですよ。今回はそれを入れてみました。でも、大きなBGMを被せているから聞こえないかもしれない」と裏話を告白した。

一方、麦秋とバディを組む三ヶ島翔を演じる北村は「僕はへなちょこ。すぐ逃げたり、倒れた相手を蹴ったりするだけなので楽です(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘った。また、“足抜けコール”の居候的存在・佐野直道を演じる勝地は「もともと『ケイゾク』の大ファンでした。小さい頃は兄とロケ場所を探して行き、ホームビデオでシーンを再現したり、家の中で『ケイゾク』ごっこをしたりしていました。堤監督の作品に出演できるなんて感無量です」と喜びを語った。

最後に、ヤクザの組長・橘勲を演じる遠藤が「優子ちゃんは本当に良い子。このドラマが代表作になるはず。良かったね!」と期待をかけると、大島は「遠藤さんの登場シーンも迫力がある。負けないように頑張ります」と意気込みを語っていた。

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