佐藤健主演ドラマ『天皇の料理番』、文科省とタイアップ!海外留学目指す若者を応援

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佐藤健主演で4月26日(日)にスタートする新ドラマ『TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場 天皇の料理番』(TBS系列、毎週日曜21:00、初回は2時間スペシャル)が、文部科学省が2013年より取り組んでいる施策「トビタテ!留学JAPAN」とタイアップ。この度、ポスターが作成されるほか、ドラマ出演者を招いた「ドラマ放送直前!留学応援トークショー」が開催されることがわかった。

同ドラマは、直木賞作家・杉森久英が、大正・昭和時代の宮内省厨司長を務めた秋山徳蔵の生涯を描いた同名小説が原作。徳蔵をモデルにした片田舎のやっかい者・秋山篤蔵(佐藤)が、ひょんなことから食べたカツレツがきっかけで西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち、ついには天皇の料理番を務め上げるまでに成長する姿がフィクションを織り交ぜながら描かれる。共演には、黒木華、桐谷健太、高岡早紀、美保純、杉本哲太、鈴木亮平、伊藤英明、武田鉄矢、小林薫といった豪華キャストが顔を揃える。

文部科学省がタイアップ企画に合意した背景には、20歳で料理修行のため渡仏し、名門ホテルで活躍を認められた後、宮内省で“天皇の料理番”を勤め上げるまでに成長した篤蔵の姿が「トビタテ!留学JAPAN」の意図と大きく重なることがあるという。日本の若者が海外留学への一歩を踏み出す気運を醸成することを目的とした同施策では、各分野で活躍する人々や民間企業からの支援などにより、官民協働で“グローバル人材育成コミュティ”を形成すると共に、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成。2013年6月に閣議決定されたアベノミクス第三の矢である成長戦略「日本再興戦略~JAPAN is BACK」では、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに、海外留学する大学生を12万人(現状6万人)に、海外留学する高校生を6万人(現状3万人)にする」という目標が掲げられたが、同施策を通して目指していくという。

文部科学省は、施策の趣旨が広く浸透していくと共に、海外留学へ気運が高まることを本タイアップに期待。タイアップポスターは、全国の高等学校や大学に配布される予定だ。

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