栗山千明、窪田正孝、Sexy Zone菊池風磨ら、山下智久主演の新ドラマ『アルジャーノンに花束を』に出演決定

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俳優の山下智久が主演を務める4月期の新ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系列、毎週金曜22:00)で、ヒロインを栗山千明が務めることが発表された。栗山は、初共演となる山下について「とても真面目に役と向かい合っている方。リードしてもらっています」と語っている。

同ドラマは、日本での累計発行部数320万部を誇り、1960年ヒューゴー賞中篇小説部門を、1966年ネビュラ賞長篇小説部門を受賞したダニエル・キイスの同名小説が原作。幼児並みの知恵しかない青年が超知能を手に入れたことにより知った喜びと孤独を通して人間の心の真実が描かれている。これまでに3度の映画化、舞台化、そして国内でのテレビドラマ化がされている不朽のベストセラーだ。数々のヒットドラマを生み出してきた作家・野島伸司が、舞台を半世紀前のアメリカから現代の日本を舞台に置き換えるほか、半世紀以上の歳月が流れても世界中に深い感動を与え続ける名作に現代的な解釈などを付け足すなどして、瑞々しいヒューマニズム作品に新たな命を吹き込む。

栗山が演じるのは、山下演じる主人公・咲人が恋心を抱く脳生理科学研究センターの研究者・望月遥香。穏やかで控えめな女性だが、困っている人や弱い立場の人々を見ると放っておけない性格で、彼らを助けるためなら周囲が驚くような強さを発揮することもあるという役どころだ。栗山は「私も野島さんの作品を見て育ってきたひとりなので、野島さんの作品に参加できる事を誇りに思います。特に、子どもの頃の私にとって野島さんの作品は刺激的でした。優しさ、切なさ、葛藤、怖さ、たくさんの感情を突き動かしてくれるドラマに心が震えました。本作を見て下さる方にも、心震えてもらえるよう精一杯、頑張ります。一生懸命、精一杯、遥香を理解し勤める!」と意気込む。遥香について「自分の思いを伝えるのが苦手という不器用な女性。今まで私が演じてきた、芯がある強い役柄とは対照的で、私自身ともかけ離れている子なので理解するのに苦労する事が多いですが、不器用だからこそ思い悩む姿から、遥香の健気さやピュアさが伝われば」とコメント。山下との芝居については「現場に入るまで、咲人さんはどう思ってどんな反応をするかが分からなかったのですが、遥香が優しくなれたり切なくなれたりする咲人さんでいてくれる。リードしてもらっています」と信頼を寄せている様子だ。

そのほか、咲人の同僚・柳川隆一役には窪田正孝、檜山康介役には工藤阿須加が、遥香の同僚で若手ながら将来を嘱望される期待の逸材・小久保一茂役にはSexy Zoneの菊池風磨がそれぞれ決定。咲人に好意を抱く女子大生の河口梨央役は谷村美月、梨央の同級生で親友・小出舞役は大政絢が演じる。また、いしだ壱成、河相我聞は野島作品に久々に出演。そして、咲人の純粋な愛情の対象であり、知的能力が向上していく咲人の複雑な思いの原体験となる咲人の母・白鳥窓花役には草刈民代が。亡くなった咲人の父親代わりで咲人の一番の理解者、竹部順一郎役は萩原聖人が、咲人に知能を向上させる脳外科手術を施し、そして咲人に対して捻じれた愛情をもつ蜂須賀大吾役は石丸幹二がそれぞれ務める。

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