綾瀬はるか「うまみ成分や寿司の握り方について勉強したい」と日本食に興味津々

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3月23日(月)から3月26日(木)それぞれ22時54分から、3月28日(土)21時からの5夜にわたって放送されるTBSテレビ60周年特別企画『ものづくり日本の奇跡』(TBS系列)の収録が、2月26日同局にて行われ、MCの安住紳一郎TBSアナウンサーと綾瀬はるかが感想などを語った。

番組では、日本人が培ってきた“日本だけの価値”に着目。「自動車」、「ファッション技術」、「和食」、「暮らし」といった4つのテーマを、23日から26日にかけて1夜ずつ紐解いた後、第5夜となる28日に、激動の戦後70年を「焼け野原の時代」、「東京五輪に向けての時代」、「公害やオイルショックが問題となった時代」、「バブル崩壊と失われた20年」という4つの時代に分けて歴史ドキュメントと再現ドラマで紹介、日本の“ものづくり”の本質に肉薄する。同時に、人口減少の一途を辿る地球のために欠かせないとされている日本の“ものづくり”を、あらゆる角度から見つめ直し、2時間18分にわたってこれからの日本を考える。

収録を終えたばかりの安住アナは「“日本人は手先が器用”ということはよく知られていますが、番組ではなぜ日本人の手先が器用になったのか、精密機械などの小型化が得意になったのかなど、一歩踏み込んだ内容を紹介している。本やテレビでは見たことないようなものも提示しているので必ず満足できるはず」と自信。運転免許を持っていないという綾瀬は「自分が生まれる前の話が多かったのでとても勉強になった。特に、スタジオで車に乗る体験をしたことで車が好きになれた」と振り返った。

また、綾瀬について安住アナは「裏表がなく面白い人。収録中に私が混乱していると、横から“ピンチなんですか? ピンチなんですか?”と何度も聞いてきた(笑)。綾瀬さんの人柄のおかげでとても楽しくできました」と。綾瀬は「何も知らない私を安住さんが引っ張ってくれ、“知っていますか?”と聞いてくださるという形で進行したのですが、安住さんは焦ると私の存在を忘れるんです(笑)。生真面目な方だと思いました」と茶目っ気たっぷりに語った。さらに綾瀬が「安住さんは、スタジオにある冷蔵庫に興味を持っていましたよね」と問いかけると、安住アナは「スタジオには、昭和5年に日本で初めて作られた冷蔵庫もあるんです」とこたえ、冷蔵庫をはじめ魚群探知機やラテカセなど、戦後の各年代を代表するさまざまな製品が置かれたスタジオセットに興味を示した。

そんな中、あると便利だと思うロボットを聞かれた安住アナは「テレビ業界にもロボットが入ってきたら面白くなるのでは。今日もADと睨んだり睨まれたりの攻防があったので、優秀なADのロボットなんてどうでしょう(笑)?」と提案。さらに「そのうちにアナウンサーがロボットに取って代わられ、私たちが失業してしまうかも(笑)。他局にはロボットのようなアナウンサーもいますけどね(笑)」と毒舌を披露すると、綾瀬に「屈折していますね(笑)」とツッコまれた。そのほか、職人になったら作ってみたいものとして、綾瀬は「日本食って、出汁にうまみ成分が入っていたり、寿司で言うなら米の固さや握り方にこだわっていたりと、とても繊細じゃないですか。そういうことを勉強してみたい」と目を輝かせていた。

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