バチカン宮殿の最奥に潜入!ローマ法王の胸像を制作した日本人彫刻家の活躍とは?『世界ふしぎ発見!』SP

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世界で活躍する日本人に注目する『世界ふしぎ発見! 世界で出会ったステキな日本人79分スペシャル』(TBS系列)が、2月7日(土)21時より放送される。

1986年の放送開始当初は、「遺跡を巡るミステリー」をコンセプトに、さまざまな国の“ふしぎ”を追っていた同番組。ここ数年は肥満、長寿といった“人体のふしぎ”、今活躍している人物の“人生や運命のふしぎ”と、さまざまなジャンルの“ふしぎ”に着目してきた。今回は、海外で何かをなしえ、評価されている日本人を掘り下げることを軸に、内戦後のカンボジアで水道水を飲めるようにした公務員2名、同じくカンボジアで内戦により消えた絹織物を復活させた友禅職人、イタリアでローマ法王の銅像を作った彫刻家、エクアドルで世界一甘いいちごを作った育種家の5人に着目、彼らの人間ドラマを通し、日本人の素晴らしさや日本人だからこそできることを再発見する。佐藤寿一プロデューサーは「長寿番組となった今、出演者スタッフ一同、また新しいことをしてみようということから、海外で何かをなしえ、評価されている日本人を掘り下げるスペシャルになりました」と語る。また、人物そのものにより深く迫っていくため、番組としては初めてクイズなしで進行。現地を訪れる各ミステリーハンターは、対象者の話を聞くことに専念する。

北九州市の地方公務員・木山聡さんと久保田和也さんは、北九州市水道局の事業のひとつとして、地元の中小企業と共にカンボジアの水道事業に関わることに。20年に渡る内戦により、貯水施設が破壊され、シャワーが不快になるほどの汚水ばかりだったカンボジアで、水道から飲み水を出すことを目標に支援を行った。赴任当初は、水に対する価値観の違いから、現地人と衝突することもあったという。平凡な公務員であるふたりは、「プノンペンの奇跡」と呼ばれるこの水道事業をどのように実現させたのか。

また、バチカン宮殿に収められているローマ法王の胸像を制作した日本人・奥村信之さんに密着。世界にいる約11億人ものカトリック信者の頂点に位置するのが、バチカン市国のローマ法王。そして、信仰の中心にあるバチカン宮殿の最奥には、歴代の法王の銅像が飾られている。奥村さんは、ローマ法王庁から依頼を受け、その一体であるヨハネ・パウロ2世の胸像を作ったのだ。法王との面会が出来ない中、2000年は残ると言われるブロンズ像を奥村さんはどのように制作したのか? ローマ法王に胸像を送った日、法王が奥村さんにかけた言葉とは? 今回は、ローマ法王庁の許可を得て、特別に胸像が置かれている部屋を撮影している。佐藤プロデューサーは「奥村さんがテレビ出演されるのは今回が初。『世界ふしぎ発見!』なら、ということで快諾していただきました。歴史的に残るローマ法王の胸像を日本人が作ったというのは本当にすごいこと。2月7日(土)の放送では、普段は見ることのできないバチカン宮殿の最奥、そして奥村さんの素晴らしい胸像が見られます」とPRする。

そして今回のゲストは、佐藤真海、知花くらら、武井荘、陣内智則の4名。初登場となる佐藤真海は「世界に目を向けさせてくれる『世界ふしぎ発見!』を、昔から楽しんで見てきました。最初は緊張しましたが、隣に座られた黒柳さんが気を遣って話しかけて下さったので、非常にリラックスして楽しむことができました。今回はクイズがないので少しホッとしています(笑)」と語っていたという。現地の人々から尊敬される日本人の活躍を見て、彼らはどのような反応を見せるのか?

■『世界ふしぎ発見! 世界で出会ったステキな日本人79分スペシャル』
2015年2月7日(土)21:00~22:19(TBS系列)

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