1月13日（火）22時よりスタートする新ドラマ『まっしろ』（TBS系列）の制作発表が8日に都内で行われ、主演の堀北真希をはじめ、柳楽優弥、志田未来、高梨臨、菜々緒、MEGUMI、眞島秀和、石黒賢、水野美紀、木村多江が出席した。
同ドラマの舞台は、政治家や財界人、芸能人、文化人らが次々にやってくる最高級セレブ病院・東王病院。院内で起きたことは口外無用な上、人間関係が複雑怪奇というナース版“大奥”に、玉の輿目的で潜り込んだ25歳の有村朱里（堀北）が、同僚の松岡菜々（志田未来）、和田木綿子（高梨臨）と共にもまれる姿が描かれる。
純白のナース衣装を纏って登場した堀北は「玉の輿に乗るという野心を抱いて病院にやってくるも、なかなか叶わず奮闘する看護師の役です。少し優しい言葉をかけられるだけで、好かれていると勘違いできる部分は素晴らしいなと思いますが（笑）、前向きで明るいところは素敵。朱里の私服は“モテ”を基準に選んでいます（笑）」と挨拶。アメリカ帰りの外科医・仲野孝太郎を演じる柳楽は「ドロドロしているかと思ったら、みんな悪口を言い合っているにも関わらずポップで面白い作品。仲野と朱里の展開を注目してほしいです」と語った。
石黒演じる佐藤正隆総合外科センター長の愛人・羽野明日香役の菜々緒は「“まっくろ”な人が多い中、私はぶりっこなキャラクター。第1話はセクシーで衝撃的なシーンもあるので見て下さい」とアピールすると、石黒は「菜々緒さんとのシーンでは、監督に突然“じゃあどこから責めます？”と聞かれ、ためらわずに下腹部から行きました（笑）」とコメント。石黒の満足そうな表情に、菜々緒は思わず照れ笑いを浮かべた。
常に山の手言葉を使い、ナースたちに「お暇を出します」という言葉と共にクビを宣告する看護師長・田野島心を演じる木村は「皆さんにネチネチ言うのが楽しかったのですが、第1話を見たらみんなも陰で私の悪口を結構言っている（笑）。でもネチネチ言うのは楽しくて快感になりつつあったのでお互い様ですね」と、気が強く、一番嫌いなものが“若い女”という中堅ナース・木元さくらを演じるMEGUMIは「昔、散々ナースのコスプレはしたのですが、久しぶりなので“大丈夫かな？”と思いました（笑）。堀北さんたちを罵倒するシーンは、とても楽しくやらせていただいています（笑）」と、それぞれ役について語った。
また、石黒が「以前妻とふたりで行った病院では、綺麗な看護師さんがふたりもついてくれて跪いてくれました。妻の前でどんな顔をすれば良いのかと思いましたが、こんな病院良いなぁと。そのように思う男は僕だけではないはず（笑）。今回の舞台はそのような病院です」と自身のエピソードを交えて語ると、クールビューティーな肉食ナース・和田木綿子を演じる高梨は「私は石黒さんのようにセレブではないので（笑）、こういう世界は本当に初めて。実姉が看護師だったのですが、ドラマに出てくる看護師と、自分の知っている看護師の姿があまりに違うので現実感があまりないです」とコメントした。
さらに、見どころのひとつでもあるナースの衣装について、堀北は「自分の体にフィットしているので、着心地が良い。緊張感が保たれます」とニッコリ。菜々緒も「スカート流行のペプラムが取り入れられたり、未来ちゃんはリボンのついたフレアスカートだったりと、衣装が可愛くてテンションが上がります。スカートだけではなく、タイツも靴も人によって違う」と言って立ち上がり、ミニスカートから伸びた美脚を見せつけた。理論派な毒舌ナース・松岡菜々を演じる志田は、司会の江藤愛アナウンサーに「ぜひ立ってみて」と促されると、「菜々緒さんの後だと罰ゲームみたいだから、なるべく立たないようにしていたのですが……（笑）」と頬を赤らめるも、くるりと回って衣装を披露し、会場を沸かせた。
そして、女って怖いと思った点について聞かれた一同は「心では全然違うことを思っていながら表面上では良いことを言えてしまうところ」（堀北）、「ひとりでは言い争わないのに派閥や団体になると攻撃していくるところ」（志田）、「心では何を思っているはわからないところ」（高梨）「瞬時に声のトーンを切り替えられるところが怖いし面白い」（MEGUMI）、「恋愛が関わってきた時に起こる女同士の嫉妬」（木村）など、口々に語り合った。堀北は“大奥”を生き抜くための秘訣として「私だったら、一番強そうな人についていく。このドラマだったら師長ですね」と明かしていた。
■新ドラマ『まっしろ』
2015年1月13日スタート
毎週火曜22:00～22:54（TBS系列）
※初回は22:00～23:09の拡大版
【出演】堀北真希／柳楽優弥／志田未来、高梨臨／菜々緒、MEGUMI、竹内都子、西尾まり、信川清順、渡辺舞、周本絵梨香、伊藤麻実子／水上剣星、津田英佑／眞島秀和／石黒賢／水野美紀／木村多江
