【インタビュー】千葉雄大が金髪ロン毛で新境地!ドラマ『最強のオンナ』で藤山直美と共演

2014年09月30日 14:35

10月5日(日)21時よりMBS/TBS系全国ネットで、秋のドラマ特別企画『最強のオンナ』が放送される。第一戦で舞台に立ち続ける“喜劇の女王”藤山直美と、ベルリン国際映画祭・銀熊賞(最優秀女優)受賞した女優・寺島しのぶがテレビ初共演を果たす本作は、定職も家族も持たず気ままに生きてきた浪速のおばちゃん・福田みどり(藤山)と、洋食店のシェフだった夫の死後、周囲からの重圧に耐えながら洋食チェーンを展開してきた女社長・桐原玲子(寺島)が繰り広げるヒューマンコメディ。生まれも育ちも性格も違うふたりが、本音でぶつかり合うことで友情を育み、七転び八起きの精神で前向きに生きていく姿をユーモアたっぷりに描いた友情の物語だ。

劇中で、みどりの謎に包まれた過去に関係するキーパーソン・宮木拓也を演じているのが、若手人気俳優の千葉雄大さん。この度、テレビドガッチでは千葉さんにインタビューを実施。役者として大先輩である藤山さんとの共演や拓也役への思い、今後挑戦したい役柄などを語っていただきました。

――今回は、大女優・藤山直美さんと初共演! どんなお気持ちでしたか?

藤山さんが主演されていた、NHKの連続テレビ小説「芋たこなんきん」(2006年10月)などを拝見していて、面白い方というイメージを持っていました。なので、共演はとても嬉しかったです。

――現場で実際にお会いしていかがでしたか?

とても明るい方で、冗談を言って場を和ませてくださったので、現場は笑いが多かったです。ちょっとした周囲の失敗も笑いに昇華してくださっていました。僕は、撮影日数が短かくて沢山お話しできなかったので、次に会った時、覚えていてくださったら嬉しいですね。

――大先輩の演技を見て、勉強になったり吸収できたりしたことはありましたか?

現場には勉強をしに行っているわけではないので、「勉強になった」という表現はあまり好きではないんですが……。当たり前のことですが、藤山さんは活躍されている年数も違うので、表現の仕方がいろいろあるんだなとは思いました。例えば、泣くシーンでもただ泣くのではなく、いろいろな泣き方があるんだとか。そういうのを見ていると、色々なことを思いました。

――今回演じた拓也について、どのような印象を持ちましたか?

拓也は繁華街にたむろしている不良グループの青年なんですが、不良の中でも仲間についていくようなスタンスだったので、可哀相だなと思いました。どこに行っても楽じゃないんだなと……。

――心に傷を負っているせいか、なかなか素直になれない役柄ですが、役作りはどのように?

誰しも反発心って持っていると思うし、言っていることとやっていることが違うこともあると思うんです。反発しているように見えても、心では「ありがとう」と感謝していたり……。感謝の気持ちはなかなか素直に言えない時もあるし、表現の仕方が違うだけなんですよね。そういった気持ちの反動を大きくしたのが“不良”という姿なんだと思います。拓也は、人から優しくされたらどうしていいのかわからないタイプなんだと思います。そういう拓也の気持ちは何となくわかるので、大切にしました。視聴者の方は、もしかすると僕の不良姿に違和感を持たれるかもしれませんが、演じている僕自身は何の違和感もありませんでした。

――監督やスタッフはどのようなやり取りをしましたか?

まずは一度、僕が思うように演じてみて、そこから「もうちょっとこうした方がいいかな?」という風に、細かいところを調整していくという感じで進んでいきました。

――拓也は、金髪で長髪の不良青年。今までの千葉さんのイメージからは想像が付かない、新たな一面を見ることができますが、鏡でご自身の不良姿を見た時、どう感じましたか?

渋谷のセンター街にいそうな服装ですよね。外見を変えるだけで気分は変わったと思います。衣装合わせの段階で、ヘアスタイルも、金やオレンジ、茶髪など何パターンかあったんですよ。髪の長さが違ったり、帽子をかぶらないパターンだったり。その中から、今回の姿を監督に選んでいただきました。

――万引をして警察と格闘するシーンもありますが、動きの練習などはされましたか?

今回は動きの多い役だったので、殺陣をつけていただき、それに従って何回か練習をしました。本番では力が入ってしまうことがあるので、またやり方が変わったりしましたね。激しいシーンもあったのでアザもできました(笑)。

――千葉さんも、拓也のような気持ちになることってありますか?

拓也みたいにやさぐれること? ありますよ(笑)。あとは、僕は思ったことを素直に言う方なので、勝手に“やさぐれてる”と思われることはあります。言えないことが多いですね(笑)。

――藤山さん演じるみどりと寺島さん演じる玲子は、出会いこそ最悪ですが、徐々に絆を深めていくという関係性。千葉さんにも、そういう関係性の友人はいらっしゃいますか?

友人はそんなに多い方ではありませんが、僕もそういう出会い方が多いんです。今、仲が良い人って、最初は全然仲良くなかった人が多いです。そういう人の方が、長く続くようです。でも(仲良くなる)きっかけがあったわけではないんですよね。みどりと玲子も、本来なら出会わなかったかもしれないふたり。それが、たまたま出会って、最初は嫌い合っていたけど、お互いいろんな面が見えてきて。それで長続きするのではないかと思います。

――千葉さん自身は、どういうタイプのお友達が多いですか?

僕は結構気にする方なので、自分の意見を大事にして突き通す友人が多いです。最初は「何だコイツ?」と思うんですが、うらやましいと思う時もあって。そこからいろいろ話していくうちに、「あの時、あんな風に言っていたのは、そんなことを考えていたんだ」とわかってくると、「人間味があるなあ」と思えてきますね。

――千葉さんは、受け身の方が多いのですか?

最初はそうですね。でも友達になったら関係ないです。

――今回は、注目のシンガーソングライター・森恵さんの歌う「星に願いを」が主題歌に。こちらはお聞きになりましたか?

これまでいろいろなアーティストの方が歌っていますよね。優しくてちょっと可愛い、そしてちょっぴり温かくなるエンディングテーマで、ドラマに合っているなと思いました。

――これまでさまざまな作品に出演してきた千葉さんですが、今後挑戦したい役はありますか?

まだ演じたことのない役の方が多いので、その“初めて”をたくさん経験したいなと。強いて言うなら、お芝居+αに挑戦してみたいです。例えば、何かの職人の役だと、作業や手順とかも増えてきますし、そういう作業は好きですしね。普通のお芝居とはまた違った面白さがあるのかなと思います。変わった職種の役を演じたいわけではないですが(笑)。でも、どのような役でもいただいたお仕事を大切にやりたいです。あとは、今ドラマにたくさん出させていただいていますが、映画や舞台はそこまで経験がないので、ぜひやりたいと思っています。

――最後に、放送を楽しみにしている方にメッセージを!

『最強のオンナ』というとても迫力のあるタイトルですが、みどりさんは“最強”だけど“人間味”があるんですよね。誰しもそういう面はあると思うんですが、ドラマを見ていただけたら「みどりさんみたいな人、近くにいたら良いな」と思ったりするのではないでしょうか。見た人が温かい気持ちになってくださったら嬉しいです。

■秋のドラマ特別企画『最強のオンナ』
2014年10月5日(日)21:00~22:48(MBS/TBS系全国ネット)

【出演】藤山直美、寺島しのぶ、鈴木梨央、千葉雄大、岸部一徳
【主題歌】森恵「星に願いを」(cutting edge)

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