行列のできる“半熟キャバクラ”にマツコ驚愕…ド派手な凄腕ママも登場

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。11月25日の放送は、東京・神田で大人気の「半熟キャバクラ」を探った。

マツコはキャバクラに一言あるそうで、「そもそもキャバにおける熟女の設定が低すぎ。35歳くらいで熟女っていうでしょ。じゃあ“半熟”っていくつよ」と憤る。キャバクラにおいて“半熟”とは、20代後半から30代くらいの女性を指し、現在、サラリーマンの街・神田では、この半熟キャバ嬢を積極的に雇い入れる店が急増。神田駅北口の「Egoist(エゴイスト)」もそんな店の一つで、中継班が店内に入ると、さっそく半熟キャバ嬢たちが出迎えてくれた。

店内にいたキャバ嬢たちを見回したマツコは、「あら、結構熟! 意外と本気で熟だったわね」と口走る。まずは34歳と37歳のキャバ嬢が客層を説明。若い客はあまり来ず、40~60代がメインで、60歳以上の客も少なくないという。34歳のキャバ嬢は「他の店だとおばさん扱いされるけど、ここなら34歳でもいける」と語り、マツコも「逆にお姉さんくらいの年齢のほうが、(客は)楽しいのかな」と納得。若いキャバ嬢の勢いに任せた接客では年配の客は満足しないそうで、仕事の話など、中身のある会話ができる30歳過ぎのキャバ嬢に需要があるのだとか。

この半熟キャバクラ人気を受けて、マツコは「たぶんね(キャバクラは)スナックと融合していくんじゃないかと思うのよ」と持論を展開。「要はクラブとキャバクラがごちゃごちゃになったように、年齢層高めの店とキャバクラが融合する時代」と指摘した。実際に「Egoist」もスナックとキャバクラを合体させた“スナキャバ”だそうで、キャバクラにはいない“ママ”がいるという。ここで、そのママが登場。ピンクのゴージャスなドレスを身にまとったママを見たマツコは「うわっすごい! 一人だけ取り残されたバブルみたい!」と言い放ち、33歳だということがわかると「すごい貫禄ね」とそのギャップに驚いていた。ママによれば、「Egoist」は月1600万円以上の売上を出すほどの超人気店で、午後7~8時くらいから混み始め、ラストの午前1時まで常時満卓。時には店の前に行列ができることもあるそうで、マツコも「待ちがいるの!? もうファミレスみたいね」と感心していた。 

また、マツコが「スナキャバってキャバと何が違います?」と尋ねると、ママは「キャバクラはボーイさんが多くて、“お願いしまーす”でボーイさんが全部用意してくれる。でもスナキャバは、全部自分たちで動く。女の子たちが考えて、アイス交換したり、灰皿交換したりする」と説明。マツコも「ある程度年がいったお客さんが来ても対応できる仕組みになっているわけね」と納得し、「これからどんどんこういうお店に行くお客さんの層も上がっていくと思うのよ。高齢社会で。そうなったときに20代の女の子がいるキャバクラきついじゃん」と語っていた。

他にも、42歳の常連客の男性や、店で唯一の21歳のキャバ嬢などが登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、マツコの「ママだよね、今日は」の一声で、ママと店の繁盛ぶりに密着。番組公式サイトでは、元歌舞伎町No.1ホステスだったママの接客術が公開されている。次回の放送は、国立音楽大学の芸術祭を深掘り。イマドキの名門音大生たちと、マツコがトークを繰り広げる。

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