高IQで浮気を見抜く?「MENSA」会員の驚くべき特技

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。11月18日の放送は、高いIQを持つインテリ集団・MENSA(メンサ)のオフ会を探った。

1946年にイギリスで創設され、世界百か国に約10万人、日本でも約3000人の会員がいるというMANSA。人口の上位2%にあたる高いIQの人しか入れない非営利団体で、主な目的は会員同士の交流だという。この日も新橋の貸会議室に、多くのMANSA会員たちが集まっていた。

マツコは、「2%っていったら100人いたら2人いるってことでしょ? 見たことねぇんだけど、そんなの!」と懐疑的だったが、いざ集まった会員たちを目の当たりにすると、「頭良さそうな感じね、皆さん」と一転。しかし、モニター越しのマツコを見て、「わぁすごい! 本物だ、本物だ! すげぇ!」とはしゃぐ会員たちを見て、「え? バカ?」とまたまた考えを改める場面も。

会議室の中はいくつかのテーブルに分かれており、それぞれ4~6人ずつの会員がIQクイズを解いたり、ボードゲームに興じたり、思い思いに楽しんでいた。IQクイズは、MANSA会員であれば3~5秒くらいで解けてしまうものだというが、スタジオでは誰一人として解くことができない。マツコにいたっては、「私は考えてないわよ」と考えるのを放棄。全員が熟考の後、問題に法則性を見つけた栗原ディレクターがようやく正解を導き出した。

MANSA会員たちのIQの高さを実感したマツコは、「そもそもIQってのは何なの? 何が優れていることを言うの?」と素朴な疑問をぶつけてみる。会員の一人によれば、「情報の処理速度。スピードだと思います」との答えが。IQクイズも、いくつかのパターンが即座に頭に浮かび、それを瞬時に当てはめていくことで正解を導き出しているのだとか。

「それ日常的に活かされる場面ってある?」とマツコが尋ねると、女性会員が「私、めちゃめちゃインドカレーが好きなんですけど、どんな食材を見てもインドカレーにできます」と反応。「パターンを覚えているので。例えば、ブリが安ければブリのカレーを作れるし、羊が安ければ羊のカレーを作れるし、なんでもカレーにできます」と説明するが、マツコには「それ、ただの料理上手じゃない?」とツッコまれてしまう。彼女は、食材を見た瞬間に最適なスパイスの組み合わせが浮かんでくるそうで、これまでに世の中に存在してなかった約400種類のカレーを考案したのだという。

また、人の表情や仕草のパターンも覚えてしまうため、ある男性会員は、彼女の表情を見ただけで、浮気していることを見抜いてしまったことがあるのだとか。嘘をつくと人は若干後ろに下がったり、口元を隠したりするという定番のパターンがあり、それを当てはめていくことで、結論に行き着くことができるのだという。マツコも「なるほど、それはスゴイわ」と感心していた。

他にも、文字に色を感じることができる「共感能力」の持ち主や、前職がGoogleの社員だという外資系の営業マンなど、高いIQの人々が登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、インドカレー好きの女性会員に、「頭のよくなるカレー」を作ってもらうことに。番組HPでは、MANSA会員お手製のカレーレシピが公開されている。

次回の放送は、現在、大盛況だという神田の「半熟キャバクラ」を深掘り。30代の“半熟”なキャバクラ嬢たちとマツコがトークを繰り広げる。

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