コナンの博学ぶりがスゴイ!『名探偵コナン』世良との過去に迫る

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アニメ『名探偵コナン』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜18:00~)11月4日放送回の「試着室の死角(後編)」ではコナンの博学ぶりが発揮され、ネット上はトリックや豆知識の話題で大いに盛り上がった。

今回、江戸川コナンは、毛利蘭、鈴木園子、世良真純の女子高生トリオとデパートの水着売場にやってきた。蘭たちは水着を試着して大はしゃぎ。そんな光景に赤面のコナンは、オモチャ売り場へ行くと言ってその場を離れるが、途中の婦人服売場でクセの強い女性客と店員が話し込んでいる会話を耳にする。さらにそこへ、高飛車な女社長が部下を連れて客としてやってくる。険悪なムードになりつつも、客たちはそれぞれの試着室に入るが、やがて悲鳴があがり……というストーリーの解決編。

この回のトリックで使用された、液体のクロロホルムを運ぶ方法として、ストローが使用されたのだが、その解説を観た視聴者から「犯人の発想がコスプレイヤー(そのもの)」「イベント前日のレイヤーかよw」との声があがった。というのも、液体を運ぶ方法として、ストローの片方をヘアアイロンの熱で溶かして塞いだ後、液体を注ぎ、反対側も同じように閉じるというワザが披露されたからだ。実はこれ、コスプレイヤーの間では、化粧落としなどを運ぶ際に愛用されている方法なのだとか。

さらに、試着室に人がいるように見せかけるため、外に靴を置いておけばよいことを指摘。その際にコナンが即席で中敷きに白いリボンでサンダルを作ってみせたことで、視聴者からは「サンダルのとこ、コスプレグッズ伝授してるように見えたw」「今回のコナン、レイヤー向け?」などの反応があがる一方、「知らなかった、すごい!」「今度、修学旅行に持って行こ~!」「最新ライフハックがすでにトリックになってる!」と役立つ豆知識に感心する声もあがった。また、この回では海外での数字の数え方も披露され、コナンの博学ぶりがいかんなく発揮された。

さらに、イギリスで盛んなクリケット、イギリス式の食事中のナイフとフォークの使い方、イギリスではサッカーを“フットボール”と言うという知識から、世良は「アメリカに留学していた」と言っていたが、実はイギリスに行っていたのではないかと考えを改めるコナン。新一として幼少期、世良に会っていたことを思い出したようだ。ではなぜ、世良は嘘をついているのか? 新たに重大な秘密が明かされるシリーズが始まりそうな予感が高まっている。

11月11日の放送は「探偵団と幽霊館」。コナンが何を思い出したか気になるところだが、そのシリーズは少しお休み。次回は少年探偵団が世にも恐ろしい幽霊館に挑戦。見逃せない。

【文:山田 奈央】

提供:読みテレ

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