結婚したいと宣言するカホコに対して親戚は…

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高畑充希が主演を務める連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の第9話が9月6日に放送。高畑演じる根本カホコが、家族の絆を修復するべく奔走する。

遊川和彦が脚本を務める本作は、21歳にして生活のすべてにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・根本加穂子=カホコ(高畑)が、自分とは正反対の環境で育った1人の青年・麦野初(竹内涼真)と出会って成長していくホームドラマ。親の徹底した庇護のもと、愛情だけを一心に注がれてきたおかげでその屈託のない笑顔だけは天使のように可愛らしい超天然人間のカホコだったが、初との恋をきっかけに自立心が芽生え、ついには両親に初との結婚を宣言するまでに成長した。

本気の二人を前に母・泉(黒木瞳)は自分も本気で反対すると宣言。そんな中、祖母の初代(三田佳子)が意識を失い、親戚中が病院に駆けつける。初代の余命が短いことを受け入れられない泉は、どうしても母を助けたいあまり治療法を巡って、再び姉妹喧嘩を始めてしまい……。

心細さを感じるカホコに、初は「初代の意識が戻った時に喜んでもらえるよう二人で家族の問題を解決して、結婚についても応援してもらおう」と励ます。早速、親戚たちに結婚したいことを報告するカホコだったが、初代の病気は自分の行いのせいだと泣く祖父・福士(西岡德馬)に、離婚することにしたといじける叔母の環(中島ひろ子)、従姉妹のイト(久保田紗友)を勘当したと言う節(西尾まり)と、自分たちのことで精一杯の皆が応援してくれるはずもなく……。つきっきりの看病で焦燥しきった泉は、家族の絆を修復しようとするカホコに思わず冷たい言葉を浴びせてしまう。

大好きだった家族を誰も救うことができずに無力感を覚えるカホコを励ますため、初はカホコを抱きしめようとする。しかし、タイミング悪く現れた父・正高(時任三郎)が、今度は叔母の教子(濱田マリ)がやらかしてしまったと話し、一同は根本家へ。そこには以前施設を飛び出した保(横山歩)の他にも、親の帰りが遅いため行き場のない子どもたちに夕飯を食べさせようと家に連れ帰ってきてしまった教子がいた。子どもたちを家に帰そうという正高たちだったが、カホコはあるとんでもないアイデアを思いつく。これはカホコの将来を左右するひらめきだった。昏睡状態から目覚めた初代は、泉とカホコに「家に帰りたい」と懇願。久しぶりに我が家に帰った初代は三姉妹とカホコに最後のお別れをする。命の灯はやがて消えようとしていて……。

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