桜井日奈子×吉沢亮『ママレード・ボーイ』を実写映画化

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桜井日奈子吉沢亮のダブル主演で、人気少女コミック『ママレード・ボーイ』が実写映画化されることが決定。2018年に公開されることが発表された。

原作は、集英社の月刊少女マンガ誌「りぼん」にて1992年5月号から1995年10月号まで連載され、シリーズ累計発行部数1,000万部の吉住渉による大人気コミック。女子高生の小石川光希は、ある日突然、両親から離婚することを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫妻と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたためお互いパートナーを交換して再婚するのだと言う。しかも、松浦夫妻の1人息子で光希と同い年の遊も含めてみんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。そんな常識はずれな両親たちのもと、一つ屋根の下で暮らし始める光希と遊。異常すぎる両親たちと一定の距離を保ちたい光希に対して、そんなことはまったく気にする様子のない遊。クールな中にも時折見せる遊の優しさに次第に惹かれていく光希。そんな中、中学の時に自分を振ったはずの銀太が光希に「ずっと好きだった」と告白。昔、遊の彼女だったと主張する亜梨実も現れて……。

光希役の桜井は「私が映画のヒロイン役? 本当の事なんだろうか? とまだ実感できていないのが正直な気持ちです」と驚きを明かし、「『ママレード・ボーイ』のヒロイン、小石川光希はとにかくピュアで、すぐに頬を赤く染めてしまうような子なんです」と役柄を紹介。「20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や衣装がどうなるのか、今からワクワクしています。そして、廣木隆一監督とお仕事できることを幸せに思います。デビューしたばかりで経歴の浅い私にとっては、思ってもみなかったチャンスです。家族に翻弄され、恋に悩み苦しむピュアで一途な光希を全力で演じたいと思います」と意気込んだ。

一方、遊役の吉沢は「今までにも少女漫画原作の作品には出させていただいたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや、根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです。ついにこの顔面をフル活用する時が来たな」と喜びを明かし、「廣木監督とは以前にも少女漫画原作でご一緒させてもらっていて、是非またお仕事させていただきたいとずっと思っていたので、とても嬉しいです」とコメント。「90年代の恋愛の金字塔とも呼べる大人気コミックを今の若い世代で頑張って作り上げます。どうぞ温かい目で見守ってください」と語った。

また、廣木監督は「少女漫画ってなんだろうと思わせてくれる、僕の中での原点でもあり、今なお愛されてる原作を映画化できることはとても嬉しいです。思春期の男女がピュアに誰かを好きになるということがどんなことなのか? そうして悩んだ時もある大人達のドラマもあり広い層に愛される作品にしたいと思います。未知数の桜井と演技派でもある吉沢でどんなラブストーリーを見せてくれるのか楽しみです」と。原作者の吉住は「実写化は憧れだったので、お話をいただいてとても嬉しかったです。フレッシュで可愛い桜井さん、誰もが認める超美形の吉沢さんが、廣木監督の美しい映像の中で、光希と遊としてスクリーンで輝く姿を見るのが本当に楽しみです」と、それぞれ期待を寄せた。

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