佐藤隆太のクズぶりに注目『でたらめヒーロー』が無料配信

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佐藤隆太が主演を務めた読売テレビ・日本テレビ系のドラマ『でたらめヒーロー』(2013年4月クール放送、全13話)が、民放公式テレビポータル「TVer」にて配信スタートした。

本作の主人公は、身勝手で面倒臭がり屋なろくでなし、定職にもつかず、ギャンブルに勤しんでは借金をしてしまうダメ人間・久住健太(佐藤)。ある日、そんな健太の前に姉の息子・大地(秋元黎)が現れ、ひょんなことから大地が持っていた「ドロップ」を手に入れる。そのドロップは、健太が口にすると10分間だけ通常の10倍の力を発揮するというもの。このことを知った幼馴染の警察官・丹波修司(塚本高史)は、自身の手柄のために健太を無理矢理ヒーローに……。最終話に向けて、“クズケン”と呼ばれていた健太が人助けをしながら成長していく姿が描かれた。

第1話では、“クズケン”の呼び名に恥じない、健太のクズな行動の数々が映し出される。冒頭では、ネットカフェでグラビアアイドルのキスマーク付きの偽装サインを作成し、オークションで売り出してみたり、借金取りから逃げている最中におばあさんにぶつかるも、「危ねえなクソババア!」と言い放ったりとやりたい放題。挙げ句の果てには、大地が持っていた200万円の貯金を勝手にギャンブルに使い、全てスッてしまった上に開き直る始末。だが、ラストシーンでは亡くなった姉の誕生日を祝いたいという大地に付き合い、「ハッピーバースデートゥーユー(Happy Birthday to You)」を歌うなど、若干の成長が見られた。

ものすごいクズぶりを発揮する健太だが、全13話を通してどのように変化していくのか。コンビニ店員・倉田夏輝役の本仮屋ユイカの毒舌演技や、健太が思いを寄せるハローワークの職員・白井麻里役の原幹恵の色っぽい演技にも注目だ。「TVer」では、9月30日(土)までの期間限定で、無料で視聴することができる。

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