タモリさんも注目する、全国各地の“レア過ぎる境界線”が続々登場!

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毎回、「少し変わった人」「ダメだけど光るモノを持っている人」など、個性的な「ワケあり人」を紹介する『ワケありレッドゾーン!』(読売テレビ:毎週土曜25:28~、日本テレビ:毎週火曜26:29~)。5月21日に読売テレビでオンエアされた回が、無料見逃し配信サービス「ytv MyDo!」で配信。前週に引き続き、境界線を愛する男が登場し、続々と奇妙、レア、不思議な境界線を紹介し、ライセンスの藤原一裕と井本貴史、NMB48の渋谷凪咲を驚愕させた。

「ワケありLINE男」こと小林政能さんが現れると、渋谷が思わず「友達少なそう……」とつぶやいてしまう。しかし、個性的なルックスながら、国土地理院での勤務経験があるほか、ブラタモリにも出演するなど、卓越した境界線の知識を持つ人物だ。

最初は「境界線?」という感じだったライセンスの2人は、地元奈良に関する境界線が出たこともあってか、そのおもしろさに気付き始めるが、京都や大阪、滋賀、そして関東の話題も出たものの、渋谷は最後まで食いつきが今ひとつ。とは言え、最終的には藤原の境界線に関する話から、渋谷が下ネタに弱いということが発覚するなど大いに盛り上がった。

ライセンスが茶化しながらも、渋谷をはじめ初心者にもわかりやすい詳細な番組作りにネット上でも、「面白かった!」「これは衝撃!」「見入ってしまった!」と意外にも高評価が相次いだ。

そして、渋谷は境界線に興味を持つことができるのか、注目された今回。掘り下げたのは「飛び地」と「境界線未定地」。飛び地とは、元の市区町村からは完全に分離、言ってみれば島のようにほかの市区町村内に入っているにも関わらず、住所は元のままという場所。

なかでもめちゃくちゃな飛び地になっていたのが大阪国際空港。大阪府豊中市と兵庫県伊丹市にまたがる空港の敷地内は飛び地だらけ。そこに大阪府池田市までがプロレスの乱入のごとく入り交じる様は、まさに飛び地バトルロイヤル。このあまりといえばあまりの様子には、ライセンスの2人も「これ、なんですの!?」と驚愕する。そして和歌山の飛び地の話題では、渋谷がライセンスのコメントを華麗にエピソード泥棒し、スタジオは爆笑に包まれる。

一方、境界線そのものがなく、どこの土地なのかが決まっていないのが「境界線未定地」。なんと日本を代表する山である富士山、さらに日本のど真ん中とも言える東京駅周辺にも境界線未定地のあることが発覚。ライセンスが「住所どうなんの!?」と困惑するなか、驚きの住所表記方法が発表され、「へーッ!」「そうなんや!」と2人は大いに納得する。だが、井本に「これ、おもろない?」と振られた渋谷は「……はい、めっちゃおもしろい……です」とポツリ。そのリアクションにすかさず「全然思てない!」とツッコミが。結局、最後まで境界線に興味を持てなかった渋谷に、ワケあり人である小林さんも「凪咲ちゃんにおもしろがっていただくまでは……」と残念な様子。「ホントにね!」とライセンスがフォローするなか、渋谷は「今のところは……はい」と正直過ぎるコメントで番組は幕を閉じた。

と言いつつも、大阪国際空港に関する話題では、空港をよく利用するという渋谷も興味をそそられたようで、自分が前から知っていたかのようにメンバーに話す、と企んでいた。このことからもわかるように、自身の知る身近な場所の境界線なら、誰もが少しは興味を持つことができるかもしれない。

【文:高田 強】

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