神木隆之介×米林宏昌『アリエッティ』のタッグが『メアリと魔女の花』で復活

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俳優・声優として活躍している神木隆之介が、7月8日(土)公開の映画『メアリと魔女の花』でピーター役を演じていることが発表され、神木、主演の杉咲花米林宏昌監督がコメントを寄せた。

本作は、『借りぐらしのアリエッティ』(2010)で鮮烈な監督デビューを果たし、『思い出のマーニー』(2013)では米アカデミー賞にノミネートされるなど快進撃を続けてきた米林監督が、2014年末にジブリを退社してから新たに挑む話題作。赤い館村に引っ越してきた主人公メアリ(杉咲)は、ある日、森で魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”を見つけ、一夜限りの不思議な力を手にいれた彼女は、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可される。しかし、そこでメアリがついた、たったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく。

神木は、『千と千尋の神隠し』(2001)の坊役や『ハウルの動く城』のマルセル役、『君の名は。』(2016)の立花瀧役をはじめ、多くの作品で声優を務めている。また、米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』では繊細な青年・翔役で活躍し、今作で監督とは2度目のタッグを組むことになった。

起用について、神木は「7年ぶりに米林監督と一緒にお仕事をさせていただけると聞いて、すごく懐かしい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいになりました」と語り、「本当に夢があるストーリーで、メアリの奔放さだったり、ピーターの真っ直ぐさだったり、ちいさな勇気が大きく何かを変えるパワーを持っているということを感じました。観終わった後に、きっと笑顔になれる素敵な作品に仕上がっていると思いますのでご期待ください」とメッセージを送った。

一方の米林監督は「神木さんとは『アリエッティ』以来7年ぶりの仕事でしたが、前回と同じく12歳の少年の役をお願いしました。メアリが引っ越し先で出会う、地元の優等生的な勤労少年ピーター。ドジばっかりするメアリをピーターが笑うのですが、神木さんは嫌味なく爽やかに演じて下さいました」とコメント。「杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは、作品に温かい空気を与えてくれました」と絶賛した。

また、主演の杉咲は「神木さんが過去に声優をされている作品を観ていたので、今回ご一緒できて本当にうれしかったです」と喜びを明かし、「個別でアフレコをしている時も神木さんの声をイメージして演じることができました。神木さんの声は耳にとても心地良く、いつまでも聴いていたいと思いました」とアフレコを振り返る。そして、「観終わった後に、いつもより明日が楽しみって思える映画になると思いますので完成を楽しみにしていてください」とアピールした。

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