綾野剛「僕が革命を起こします!」告白シーンが「泣ける」と話題『フラ恋』

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綾野剛が主演を務める『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)の第4話が5月14日に放送され、綾野演じる怪物の純粋な恋心が話題を集めた。

全世界が知る、恐怖とサスペンスホラーの原点とも言える“フランケンシュタイン”をテーマに、オリジナルストーリーが展開される同ドラマ。ある事件をきっかけに、人間に近い形をしながらも、確実に人間じゃない風貌を持つ一方で、その心はむしろ人間よりも心優しい怪物が生み出された。森の奥でひっそりと生活し、無理なこととわかっていながらも、「人間」として暮らせる日を夢見ている彼は、ある出来事をきっかけに人間と出会い、やがて自身を「深志研」と名付けてくれた女子大生・津軽継実(二階堂ふみ)と恋に落ちていく。しかし、怪物には人間とは“ふれあえない”ある秘密があった……。

第4話では、「持病のため長生きできない」という継実の苦悩を感じた研は、再び“フランケンシュタイン”のラジオネームで天草(新井浩文)の悩み相談に投稿する。その内容は「恋をした相手が治らない病気で悩んでいる。その人の命を守るためにはどうしたらいいか」というものだった。その悩みに答えてほしいと頼まれた大学教授の鶴丸(柄本明)は「相手の生命力を引き出すために、恋をしなさい」と勧める。その放送を聞いた研は、「津軽さんに恋をしました。津軽さんも僕に恋をしてください」と告白するが、振られてしまう。

この一件を受け、自身も働く稲庭工務店の面々に励まされる研。丈(篠原篤)が「まあ飲め。飲んで忘れるのが一番だ」と酒を勧めると、光毅(葉山奨之)は「そうは言いますけどね、飲めば飲むほど忘れられないもんですよ」と持論を展開。玉名(大西礼芳)が「あんたはそもそも未成年でしょうが」とイジると、光毅は「おふくろがそれで苦労してるの見てるんですよ」と語る。すると、玉名が「大人の女は、男、酒、タバコ、甘いもの、宗教の順に溺れやすいからね」とまとめ、美琴(川栄李奈)が「女をまとめんじゃねえよ」とツッコミを入れるなど、いつも通りの賑やかなやり取りを繰り広げる。

さらに丈が「大人の男は忘れるために飲むんじゃない。忘れてもいいと自分に言い聞かせるために飲むんだよ。つまりは意地だ」と話し、美琴が「何が意地だよ。その意地が未練になって狂気に変わるんだろ。まず、意地を捨てて負けを認めろっての」と思い思いの言葉をかけていく。すると、研は「僕は津軽さんに会いたいです。津軽さんに喜んでもらうにはどうすればいいですか?」と質問。丈が「感謝だよ。その人がいてくれることに感謝するのが一番だ。例え、こっちの望みが叶わなくても、感謝していれば相手は喜んでくれる」と答え、美琴も「何もするな。何もしないで相手の願いが叶うように陰でひたすら願ってろ。相手の迷惑にならないように、相手の人生を応援するのが感謝ってもんだろ」と強い言葉で励ますのだった。

この一連の流れに、ネット上では「本当に純粋な恋をしているんだなぁ」「川栄李奈ちゃんが演技力を発揮していてすごく感動する」「稲庭工務店の人たちの演技が素晴らしい」「ほんとにいい職場」「味方でいてくれる仲間たちがいてこその研ちゃん、愛おしいよ」といった声が続出。

その後、立ち直った研は改めて継実に想いを伝えることに。自らの寿命のこともあり「私が恋をしても仕方がないんです」という継実に対して、研は枯れた木に手を当ててキノコを満開の桜のように咲かせてみせる。そして、「津軽さんがいてくれることに感謝しています。津軽さんに喜んでもらえるように、笑顔でもっともっと生きられるように僕が願います。津軽さんを悲しませません。僕が革命を起こします!」と告白するのだった。これには、「“その人がいてくれることに感謝する”のは、大切なことなのに忘れがち。改めて気付かせてくれてありがとう」「ほんと毎回泣けるんだよ」「私も恋がしたくなった」といった声が上がるなど、反響を呼んでいた。

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