Hey! Say! JUMP、3人組新ユニットが誕生『孤食ロボット』で主題歌を担当

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2017年6月19日(月)24時59分から、日本テレビに新ドラマ枠「シンドラ」が誕生。その第1弾を飾る作品が『孤食ロボット』に決定。Hey! Say! JUMPの有岡大貴、髙木雄也、八乙女光が25cmのアンドロイド役で出演することがわかった。

本作は、「土星マンション」(小学館)で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞した実力派作家・岩岡ヒサエによる同名コミックが原作。“誰かと食べると、ごはんはおいしい”。明日はちょっと頑張れそう。小さなアンドロイドがサポートしてくれる「食」が、ほっこり元気と幸せをくれるハートウォーミングストーリーだ。

有岡が演じるのは、4歳から5歳の可愛らしさ設定の無邪気な性格のアンドロイド「ムジャキ」。料理下手なOL・高木希巳(三倉茉奈)のもとに届き、最初は邪険にされて返品されそうになるが「1週間のお試し期間だけでも!」と頼み込み家に置いてもらえることになる。充電スペースとなる居酒屋「隠し包丁」の店長・増澤(温水洋一)だけが孤食ロボット第1号機であるムジャキの過去を知っている。

役について、有岡は「小さなアンドロイドと聞いて“大丈夫かな?”と正直不安でした。でも衣装を合わせていくうちに“堂々とキャラになりきろう!”と思うようになりました」とコメント。「本当に心が温まるというか、いろんなご飯が出てきてとてもお腹が空くんですけど、それと同時に心が満たされて、胸いっぱいになる優しいストーリーだなと思いました。放送は夜、深い時間ですが、とても温かい気持ちで寝床につけるようなドラマにしていきたいと思っています!」と語った。

髙木が演じるのは、まるでガキ大将のようにヤンチャなアンドロイド「ヤンチャ」。まっすぐで、思ったことをすぐ口にする乱暴者にも見えるが、全てはご主人様のサポートをするためのピュアな行動。他人とのコミュニケーションが苦手なサラリーマン・矢口豊(森田甘路)のもとに届く。髙木は「台本を読んですぐに、有岡くんに“どういう風にやればいいのかな?”って相談をしに行きました。どうしようと思って……、不安しかなかったです(笑)」と振り返り、「撮影の仕方も、普通のドラマと違って、体験したことのないやり方なので頑張っています。原作の岩岡先生にもお会いしましたが、僕たちのアンドロイド姿を見て喜んでいただけたので、しっかり演じていきたいと思います!」と意気込んだ。

そして、八乙女が演じるのは、蝶ネクタイにスーツと執事のようなスタイルで物腰も上品で穏やかだが、年寄りっぽい「オットリ」。妻に離婚届を残されて出て行かれた小橋アキオ(阿南健治)のもとに届く。ご主人様の言うことには忠実で、静かに身の回りの世話をしてくれる。小橋のために、妻・サエコ(宮地雅子)に家に戻るよう説得を試みるが、小橋が夫婦生活を送れるということは「おひとり様」ではなくなること。自身が返却されることを顧みずに動く優しいロボだ。

オファーを振り返り、八乙女は「まずアンドロイドの役と聞いて“え~!?”と感じ、しかも手のひらサイズと聞いて“え~!? え~!?”と二度びっくりしましたが、台本を読んでみたら違和感なくハートウォーミングな作品なんだなと、スーッと入ってきました」とコメント。「初めてチャレンジする役柄であり、物語でもあるのでワクワク感が止まりません。見ている皆さんの食卓に笑みが生まれるようなドラマにしたいなと思います」と語った。

また、原作者の岩岡は「実写ドラマ化? 嬉しいけど難しそう!? と感じましたが撮影現場を見学し、その本気を見させていただきました。個々に驚くほど可愛いロボたち、そこに絡む人間たちも脚本によって深みが増していました。私の手を離れ、すごく良い作品になっていく! 楽しみです!」と期待を寄せた。

そして、三上絵里子プロデューサーは「我ながらピッタリとは思いつつ“あなたたちに小さなアンドロイドになってもらいたい”というオファーにどう反応されるかはドキドキでした。有岡くん! 髙木くん! 八乙女くん! 驚きながらも演じてくれる決断をありがとうございます!」と喜びを明かし、「見てくださる皆様が、きっと3人の演じるロボが欲しくなることは間違いないドラマにしたいと思います!」とメッセージを送った。

このほか、3人が新ユニット「A.Y.T.」を結成し、主題歌「Are You There?」を担当することも発表された。ハートウォーミングな歌詞と、どこか懐かしいテクノポップサウンド。ついつい口ずさんでしまいそうなシンプルなメロディで、聴く人を元気にするビタミンソングになっているとのことだ。

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