欅坂46が主演を務める連続ドラマ『残酷な観客達』が、日本テレビで5月17日（水）にスタートすることが発表された（毎週水曜25:59～、関東ローカル）。併せて、主題歌が欅坂46の「エキセントリック」に決定したことも明らかになった。

秋元康が企画・原作、矢島弘一が脚本を務めるドラマの舞台は、現代からさほど遠くない近い未来。プライバシーの保護を優先するあまり、学校では教師や生徒の名前を開示しないことになっていた。そうした環境で学校生活を送っていた21人の女子高生達が、突如として教室に閉じ込められてしまう。その様子はリアルタイムで全世界に配信され、タブレットの向こうにいる見ず知らずの観客達が、彼女達を観ていた。この教室から脱出する唯一の方法は、観客達から多くの“いいね！”をもらうこと。彼女達は沢山の“いいね！”をもらうため、観客の気を惹こうと行動するが徐々に行動はエスカレートしていき……。密室空間で混乱する中、信じていた友にさえ裏切られ、生徒達は疑心暗鬼になっていく。「友達は大切。でも、ルールに従うことが、この教室ではもっと大切」。ルールを守らなかった者に待ち受けているものとは？　いったい何故、彼女達は閉じ込められているのか？　観客達に運命を握られた21人は全員で脱出できるのか。

欅坂46でセンターを務める平手友梨奈は、「私が演じる葉山ゆずきは食に対する気持ちが強いんです。そこは私と似ているなと思いました（笑）」と語り、「演技に苦手意識があるので、克服したいという気持ちだったり、不安もあるのですが、みんなで力をあわせて頑張っていきたいと思います」と意気込む。また、芝居の参考にしているものを聞かれると「元々、ドラマや映画はよく見ています。お芝居に興味があって見ているというより、ドラマやテレビが好きでよく見ています」とコメント。

現場の雰囲気については「明るいと思います。スタッフさんは優しいです。人見知りのメンバーも多いですが、少しずつ打ち解けてきていると思います」と明かし、「欅坂46はクール、かっこいいというイメージを持っている方が多いと思いますが、ドラマならではの新しい私達を見ていただきたいです。私も台本を読んでいて面白いと思ったので、見ている方も同じように感じてもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします」と、視聴者にメッセージを送った。

また、同ドラマは地上波放送終了後より、動画配信サービス「Hulu」にて先行独占配信される予定（初回は第1話、第2話同時配信）。