亀梨和也、山下智久に「運命感じてる」12年ぶりの共演にしみじみ

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亀梨和也が主演、ヒロインを木村文乃が務め、山下智久が共演する新ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系にて4月15日スタート、毎週土曜22:00~)の記者会見が11日、縁結びで有名な赤城神社にて開催。そこで亀梨が、12年ぶりの共演となる山下についての“思い”を明かした。

同ドラマでは、「運命」という言葉をテーマに、王道のラブコメディが展開。29歳の主人公・正木誠(亀梨)の前に、ある日、謎の男(山下)が現れ、「君はまだ気づいてないけれど壁一枚隔てた隣のオフィスに、絶対に恋に落ちなくてはいけない女性が働いている。そう、彼女こそが君の“運命の人”だ」と囁く。「そんな夢みたいな怪しげな言葉、信じられるわけ……」と思いつつも信じてみることにした誠は、その運命の人・湖月晴子(木村)に思い切って、「驚かないで聞いて下さい。アナタはボクの運命の人らしいんです」と告白。「……は?」とわけのわからずにいる晴子に、誠が盛大にフラれるところから恋が始まる。

誠の女性運もなく、基本的に不運という役どころについて、亀梨は「山下くんには敵いませんけど、僕もモテる路線でやってきてたので(笑)」と話し出し、「普通のサラリーマンを演じたり、女性運がない部分だったり、自分にとってチャレンジさせてもらっているなと感じます。演じていて気持ちがいい。純粋な役なので、純度の高い熱さとか、僕自身に良い影響を与えてくれています」と演じてみての感想を語り、「僕はカッコつけマンなので(笑) それを削る作業を楽しくやっています」と笑いを誘った。

また、12年ぶりに共演する山下については「昔から山Pは、こう“山P”で、いや、山Pなんだけど(笑) 本人はそうしているつもりはなくて、なかなか安易に踏み込めない領域を持っているというか。12年ぶりに一緒にお仕事させていただくにあたって、役どころでもこういう関係性なので、とにかく楽しんで、好きにやってもらえたら良いなと思っています」と絶大の信頼を寄せている様子。

それに対し、山下が「中学生の頃から友人なので、意識の外で自由に解き放てる感じがある。この2人にしか出せない部分というのが、自然と醸し出されている感じはします」と応えると、木村は「なんかこっち(亀梨と木村)じゃなくて、こっち(亀梨と山下)のラブですよね」とコメント。すかさず亀梨は「そんなことないです!」と訂正し、「昔はケンカもあったんですよ……。口も利かない時期も。思春期は大変だった。そういうこともあったんですけど、こうして(一緒に)1つの作品を12年ぶりに作れるというのは、確かに運命感じています」としみじみ語った。

最後に、山下は「亀演じる誠くんが謎の男に振り回されながらも一途に自分の恋を叶えるために走っていく姿が、必ずみんなの心に響く勇気を与えると思います」と作品をアピール。木村は「ラブコメディとはいえど、ラブラブしたシーンは全然出てこないです(笑)。何がラブかというと、恋愛し始めの頃の“ちょっと笑いあえたらいい”とか“連絡とれたらいい”とか、些細なことが本当に幸せなドラマになっていると思います。女性の皆さんにキュンキュンしていただければ」と視聴者に呼びかけ、亀梨は「朝、新聞をチェックしていたら、浅田真央ちゃんが引退と。お疲れ様でした。浅田さんはたくさんの方に愛されている。僕たちも作品に愛情を注いで一生懸命向かっていく中で、浅田さんみたいにたくさんの方に愛されるように作品が育っていってくれれば良いなと思っています。引き続き気を引き締めて歩んでいけたら良いなと感じております」と意気込んでいた。

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