5月4日（木）から7日（日）にわたって開催される「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の会見が、11日、茨城ゴルフ倶楽部で行われ、同大会の参加選手や西コースへの変更の理由などが発表された。

2015年、2016年は茨城ゴルフ倶楽部の東コースで開催されていた同大会。西コースは、フラットな地形で箱庭のように美しいが、池越えのショットが多く、簡単に2オンできるロングホールも少ない。そのため、綿密なコースマネジメントが必要になる上に、フェアウェイは狭く、グリーンも小さく、高いショットの精度とテクニックが求められる。今回のコース変更については、大会委員より「東コースと西コース、異なる特徴を持っている両方のコースで開催することによって、選手の様々な技術を引き出していきたい」とその理由が明かされた。

また、出場選手も併せて発表され、2016年に圧倒的な飛距離とパワーで日本のファンを魅了し、通算13アンダーで日本ツアー初制覇を成し遂げた、ディフェンディングチャンピオンのレキシー・トンプソンの参戦が決定した。さらに、アメリカツアーからは日本を代表するトッププレイヤーの宮里藍、韓国ツアーからはコジンヨン、キムミンソンの2人がエントリー。迎え撃つ日本ツアーのメンバーは、2年連続の賞金女王イボミ、同大会で前人未到の公式戦4冠・キャリアグランドスラムの偉業がかかるテレサ・ルー、昨年の大会でレキシーに2打差まで追い上げたアンソンジュらが集結する。

全120名の選手がしのぎを削る同大会の熱戦の模様は、日本テレビ系で6日（土）15時30分より生中継、7日（日）15時より放送される予定。