出川哲朗、唐沢寿明を「食っちゃうかな~」とドヤ顔

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お笑いタレントの出川哲朗が、5月3日(水)公開の映画『ラストコップ THE MOVIE』で吹き替えに挑戦していることが発表され、物語のカギを握る重要な役どころを演じていることがわかった。

2015年6月にSPドラマとして地上波で放送され、その後、動画配信サービス「Hulu」にて6週連続で配信された同作。2016年10月クールには連続ドラマ化され、最終話では一部生放送が行われるなどして話題を集めた。30年前に、捜査中の爆発事故で昏睡状態になったものの、ある日、奇跡的に目覚めた熱血刑事・京極浩介(唐沢寿明)。タイムスリップ状態の彼は、スマホもシャワートイレもコンプライアンスもない時代からやってきた熱血刑事。まるで浦島太郎な京極とバディを組むのは、“ザ・草食系男子”の望月亮太(窪田正孝)。昭和と平成、時を超えてバディとなった2人は絶妙なボケ&ツッコミを繰り返しながらも、数々の事件を解決していく。映画では、最新鋭の人工知能が引き起こす「人類滅亡の危機」という未だかつてない大事件に、“最凶凸凹コンビ”が立ち向かう。

6年ぶりとなる映画吹き替えに挑戦する出川は、ドラマ版にも登場したふなっしー(本人役/映画初出演)の協力のもと、京極たちのいる横浜中央署に導入された人工知能を搭載したロボット、ブナッシーこと、ブナイン・ナッシーの声を担当する。アフレコ収録を終えた出川は、「ブナッシーになりきりました!」と自信を覗かせる。また、「監督から、“(声は)出川哲朗のままでいい”とおっしゃっていただき、正直、映画の邪魔になってなければいいと思います。なぜ、この僕にオファーがきたのかと言いますと、この監督とは1回お芝居をやっておりますので、その時の僕の芝居が光ってたんでしょうね。もう15年くらい前だったんですけど。15年経って、やっと来ましたね(笑)」とオファーを振り返った。

さらに、「役作り的には23通り位考えてきたんですけど、監督が3つ目のパターンでいってくれ、と。人工で作られた悲しさ、自分はロボットなんだと。ブナッシーは、本当は人間になりたいと思ってるんですけど、でも結局自分は人工知能で作られたロボットなんだ、というもの悲しさを出しましたね」と語った。

また、普段活躍しているバラエティ番組との違いについては、「1人ぼっちというのは寂しいな、と思いました。(アフレコは)1人でやるんですね。誰かと一緒だったらよかったんですけど」と寂しがりつつ、「できたら唐沢さんと一緒にアフレコやりたかったですね。あ、でも(唐沢さんを)食っちゃうかな~(笑) 唐沢さんも、ほんとうにいい役者だと思うんですけど、横並びでやると“食っちゃう”と思うんでね……」と、ドヤ顔で冗談めかす。しかし、すぐさま「怒られるわ! 唐沢さん、すいません」と手のひらを返し、現場に笑いを巻き起こした。

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