坂口健太郎「あんたのこと好きかも」に視聴者大興奮『タラレバ娘』最終回

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吉高由里子が主演を務める連続ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の最終回が、3月22日に10分拡大で放送された。

原作は、既刊5巻で180万部を突破した東村アキコによる同名人気コミックス(講談社「Kiss」連載)。主人公は、30歳、独身、売れない脚本家の鎌田倫子(吉高)。彼氏もおらず、親友の香(榮倉奈々)、小雪とともに居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々。タラレバ話ばかりしていると、突然、金髪イケメン年下男子・KEY(坂口健太郎)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい、ハタと厳しい現実にブチ当たる。これまでそんな3人が、悪戦苦闘、右往左往しながら幸せを求めて恋に仕事に奔走する姿が描かれてきた。

早坂(鈴木亮平)との穏やかで“フツウの幸せ”に向けて一直線に進んでいたはずの倫子。しかし、亡き妻の七回忌で義父から「娘のことは忘れて、自分の人生を歩いて行きなさい」と言われ、心の支えをなくしボロボロになったKEYの姿を街で見かけて、そのまま放っておくことができずに、家に連れて帰って一晩泊めてしまう。早坂に嘘をついてまでそんなことをしてしまったことを後悔しながらも、KEYに心惹かれている自分に気づいた倫子。だが、その気持ちには蓋をして、なかったことにしようと決意する。その後、KEYへの想いを捨てきれないまま、倫子は早坂との同居生活のための物件探しに奔走する。しかし、その気持ちが早坂に伝わってしまい、「自分の気持ちに蓋をするのは、嘘をつくことと一緒じゃないかな。僕はタラレバ男になりたくない」とフラれてしまう。

この展開には、視聴者から「思ってくれてる人を傷つける代償はでかいよ」「切なすぎる」「早坂さんほどいい男はいないよ」「私は早坂さんがああ」「なんでこんないい人のこと捨てんの腹立つー」といった声が巻き起こった。

そして、早坂との別れを経て、自分の気持ちに向き合い、倫子は「私、あんたこと好きだわ」とKEYに素直な想いを伝える。対するKEYも「あのさ、俺もあんたのこと好きかも」と応じる。さらに、KEYが「って言ったらどうする? 考えといて、タラレバさん」と濁すと、倫子が「待ってよ。私タラレバさんって名前じゃないから」と引き止め、2人で笑顔を浮かべるのだった。

ラストの2人の告白シーンを受け、ネット上では「まって! やばい! 坂口健太郎!」「叫びがとまらない」「ひぇーーーい!! ふぁーーー!! って声出た最高」「ニヤニヤ止まんないわw」「ぎぃやぁぁああ」と大盛り上がりだった。

また、今回は「女の結婚ラッシュ」についても描かれた。「第1次結婚ラッシュ」は、22から23歳で、結婚式は夢と希望に溢れるイベントで、新しい服を買ったり、招待客も結婚に対する思いがピュアな時代。「第2次結婚ラッシュ」は、28から29歳で、結婚式にも出慣れてきて、持っている服に派手なアクセサリーをつけて髪も自前。結婚にも、結婚式にも現実味を帯びてきた時代。そして、30代になり「第3次ラッシュ」が始まった、タラレバ3人娘が嘆きの声を漏らしていた。

これには、視聴者からも「あるあるで頷きすぎて首痛い」「当てはまり過ぎてウケる」「結婚ラッシュわかるー! 第1次も第2次も経験済みだゎ」「もうすぐ第3次ラッシュ……」と共感の声が続出していた。

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