田中圭『タラレバ』不倫の伝道師から『恋ヘタ』純愛王子様にキャラチェン!

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読売テレビ・日本テレビ系で4月6日にスタートするドラマ『恋がヘタでも生きてます』(毎週木曜23:59~)に出演する田中圭が、このほど取材に応じ、自身が演じる雄島佳介についての印象や、作品の見どころなどを語った。

同ドラマは、小学館「プチコミック」で連載されていた藤原晶による同名漫画が原作。恋愛ドラマならではの願望満載シーンに、人生設計やセックスにまつわる赤裸々なガールズトークを交えつつ、女性の理想と本音が入り乱れた大人が楽しめるラブコメディが描かれる。主人公は、新興スマホゲーム会社で働くキャリアウーマンの茅ヶ崎美沙(高梨臨)。会社の経営トップに立つことを目指す一方で、恋は最長2ヶ月しか続いたことがなく、「恋より仕事」と突っ張って生きている。そんな美沙だけでなく、登場人物全員が恋に不器用。NY帰りの天才営業マンで経営のプロ・佳介(田中)は、仕事も恋愛もパーフェクトに見えるが、強引な恋のアプローチのウラには実は乗り越えられない過去が……。美沙のルームメイトで家事上手な清純派お嬢様の受付嬢・榎田千尋(土村芳)は、婚約するが衝撃的な理由で浮気されてしまう。美沙と同じ職場で働くライバルの橋本司(淵上泰史)は、女は体の関係だけでOKと割り切って生きている。個性的なキャラクターが集まり、どんな物語が展開されていくのか。

完璧な男・佳介について、田中は「原作だと完璧な王子様。男性の僕が読んでいても惚れるってくらい、欠点が見当たらない王子様です」と漫画での印象を明かし、「ドラマの方では、もっとリアリティのある人間っぽくするという形でスタートします。もちろん王子様っぽいセリフがいっぱいありますし、仕事はできるのに優しいです」語る。そして「美沙の相談に乗ったりもする中で、“1人で頑張んなくてもいいんじゃないかな”ってセリフがあるんですけど、言い方1つ間違えるとスゴく鼻につく嫌なやつになっちゃうので、そこに気をつけて演じていきたいです」と意気込んだ。

本作では、仕事ができて部下に優しい、完璧な男を演じる田中だが、22日に最終回を迎える水曜ドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)では、妻子がありながらも不倫に走る男性を演じている。これについては、「不倫の伝道師として精一杯やっていますね(笑) でも、遊びじゃなくて本気の不倫です。そしてこのドラマでは、不倫の伝道師から、見ている方に“こういう恋がしたい”と思わせる純愛のキャラクターを演じます」と茶目っ気たっぷりに語った。

また、『5→9 ~私に恋したお坊さん』(フジテレビ)以来、2度目の共演となる高梨については「絡みはなかったので感覚的には初共演ですが、人となりは初めましてではないのでやりやすいです。今はお芝居について2人で相談したりという作業をしているのですが、お芝居によってリアクションが変わる方なので楽しいです」とコメント。恋愛ドラマということで、「ベッドシーンはあると思うので脱ぐと思います。実は鍛えるのは好きじゃないんですけど、マネージャーに“鍛えといて”って言われて、この際めちゃくちゃ鍛えてゴリラマッチョになってやろうって思ってます(笑)」と野望を明かした。

そして、「タイトルの通りではあるんですけど、恋は生きていく中での人生を豊かにしていくスパイス。それには上手いもヘタもなくて、みんなに恋愛をしていただきいって思いがあります。登場人物がみんな個性豊かなキャラクターが揃ってますし、みんな恋がヘタです。木曜深夜にぴったりのラブコメとして、見やすくて見ごたえのあるドラマにしたいと思いますので、ぜひ見てください」と視聴者にメッセージを送った。

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