北斗晶、“デンジャラスクイーン”が“鬼嫁”になるまでの軌跡とは

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佐々木健介北斗晶夫妻が、3月22日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系、毎週水曜19:00~)に出演。タブーを犯してまで結婚した理由や、当時の苦悩を告白する。

同番組は、テレビで当たり前になりすぎて、今さら誰も聞かないが故に、“今どきの視聴者”が知らないことを本人に直接聞いていく“新感覚芸能バラエティ”。「そもそも何者?」「なぜ芸能界で恐れられているの?」「一体何がすごかったの?」「結局何がしたいの?」「なぜ結婚しないのか?」など、失礼にも聞こえる今どきの視聴者の疑問を本人にスタジオでぶつけていく。東野幸治がMC、川田裕美がアシスタントを務め、岡田結実が“今どき芸能人代表”としてレギュラー出演する。

今回は「交際0日&業界騒然・禁断の夫婦スペシャル」と題し、佐々木&北斗夫妻と、鈴木おさむ&森三中・大島美幸夫妻の2組が登場。プロレス界で掟を破ってまで禁断の結婚をした佐々木夫妻と、お互いに相手のことをまったく知らないまま結婚した鈴木夫妻。果たして彼らはなぜそのような状況でも結婚したのか。

まず登場するのは結婚して22年、おしどり夫婦として知られる佐々木&北斗夫妻。北斗の鬼嫁キャラや、24時間マラソンにチャレンジするほど強い家族の絆などはおなじみの姿だが、そもそもプロレスラー同士の2人がどうして結婚することになったのかは、今どきの視聴者にまったく知られていない。

その答えは、プロレス界の重鎮・アントニオ猪木の存在にあった。1995年の北朝鮮で行われた、猪木主催のイベント「スポーツと平和の祭典」に2人は参加。当時のプロレス界では男女のレスラーが同じリングに立つことはタブーだったため、女性レスラーと接する機会がほとんどなかった佐々木。リングの上では“デンジャラスクイーン”な北斗が、夜の食事会にノーメイクで現れると、その意外な女らしさにビックリ。さらに自身のMっ気をそそる素っ気ない態度をとられ、「俺の嫁さんになる人だ」と思い込んでしまう。

「暗いしつまらない」と佐々木に感じていた北斗だったが、彼のまっすぐな思いに「理想の人なのでは」と気付き、出会ってわずか12日で真剣交際を開始。ところが、2人の関係はすぐにスポーツ紙にスクープされ、緊急記者会見を開く事態に。「酒、タバコ、男」という禁忌を人気絶頂の女子プロレスラーが破ったとプロレス界は騒然。「引退か!?」と世間の注目が集まる中、結婚か引退かを悩む北斗を救うために、佐々木は記者会見でとある反則技にうって出る。

その後、プロレス界初のママレスラーとしてますます人気に拍車がかかった北斗だったが、子どもの成長というかけがえのない時間に気付き、二度と戻らない覚悟で引退。主婦業に専念していたが、次男が生まれてすぐ、佐々木が所属していたプロレス団体が倒産するという危機が訪れる。ファーストフードすら躊躇する生活の中、北斗は佐々木を試合に出すために営業へ。やっとの思いで試合が決まるもセコンドを雇うお金がない。そこで北斗はある決断をする。

スタジオで北斗は「食べていくことに必死でした」と当時を振り返る。彼女がその時とった行動は、セコンドとして再び“デンジャラスクイーン”となって表舞台に出ること。悪役メイクで竹刀を片手に相手セコンド陣営へ果敢に攻め込む北斗のVTR映像が流れると、東野をはじめスタジオでは驚きの声があがる。

すべては夫・健介のためにと鬼になった北斗。この北斗の鬼嫁ぶりを世に広めたある人物は「本気で闘ってた。間違いなく健介さんのため」と語り、その姿に惚れ込んだ彼の行動がきっかけとなり、鬼嫁キャラで北斗はテレビで大ブレイク。スタジオではブレイク当時の心境や、大人気のブログ「鬼嫁日記」、子育てのルールなどについてもトークを展開。夫婦漫才のような2人のやりとりで大いに盛り上がる。“デンジャラスクイーン”が“鬼嫁”となるまでの軌跡とは。そして、最後に2人の夢も明らかになる。

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