ココリコ田中主演『増山超能力師事務所』スピンオフが決定!ドラマは最終回

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ココリコの田中直樹が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系の連続ドラマ『増山超能力師事務所』(毎週木曜23:59~)。3月23日の最終回のオンエアを前に、スピンオフ作品の制作が決定。「島ぜんぶでおーきな祭 第9回 沖縄国際映画祭」に出品することがわかった。

同ドラマは、「ストロベリーナイト」「武士道シックスティーン」で知られる人気作家、誉田哲也の同名小説が原作。増山圭太郎(田中直樹)が所長を務める増山超能力師事務所を舞台に、二級超能力師の高原篤志(浅香航大)、住吉悦子(中村ゆり)、中井健(柄本時生)、経理担当の大谷津朋江(平田敦子)、見習いの宇川明美(ルウト)たちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿が描かれる。

スピンオフではある日、篤志が、サイコメトリーが不調にもかかわらず調査を続けたペナルティとして担当を外され、営業用のビラ配りに専念させられる。腐る篤志だったが、姉妹で切り盛りする弁当屋に通ううちに、無口で人見知りな妹・青葉(三根梓)に何故か惹かれていく。青葉は超能力者で、ある暗い過去を持つが故に超能力を呪って生きているとも知らずに……。一方の増山も初老の男・丹下から、“誘拐されている息子の捜索”を依頼されるが、その調査は刑事の榎本(六平直政)と白石(好井まさお)の耳に入るほど、危険な案件だった。そんな折、青葉の姉・渚(ちすん)の夫が殺されるという事件が起きる。容疑者は青葉とのことだが、超能力で殺してしまったのか!? そして、この殺人事件が、増山が調査する“誘拐事件”と密接に関わっていたことが判明して……。

今回のスピンオフに向けて、久万真路監督は「SFと言っていい物語だと思いますが、東京の日暮里に事務所を構え、探偵業に奔走する現代と全く変わらない世界のお話です」と作品の世界観を紹介し、「超能力者たちは、便利な超能力を備えたことで活躍もしますし、恋もします。しかし、能力を持ってしまったが故に少々生きづらかったりもします。やはり、過ぎたるは及ばざるが如しなのでしょうか」と、テーマの1つでもある“超能力師たちの苦悩”について言及。そして、「“めんどくさいな”が口癖の増山所長の呟きが、いつしか素敵に聞こえるそんな物語です。“超能力で人助け”をモットーに、依頼人の悩みを超能力で解決すべく今日も探偵業に奔走します。ぜひお楽しみください」と見どころを語った。

また、ドラマの放送中には、ネット上で「毎週楽しみ」「田中さんの演技が好き」「浅香くんのちょっと抜けた役がいい!」「中村ゆりさんが可愛すぎる」「柄本時生くんのコスプレも面白い」など、様々な方面で話題を集めた同ドラマ。いよいよ最終回を迎えるが、12話では、増山の妻・文乃(芦名星)に近づく、「高鍋リサーチ」社長・高鍋逸雄(鹿賀丈史)の目的が明らかになるほか、増山との直接対決の様子も描かれる。さらに、超能力師たちが抱える悩みも発覚する。

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