様々なジャンルの映画が登場する人気番組『金曜ロードSHOW！』（日本テレビ系、毎週金曜21:00～）。3月10日は、ディズニー作品の『塔の上のラプンツェル』の本編ノーカット版が放送される。

ディズニーアニメの記念すべき50作目となる『塔の上のラプンツェル』。主人公のラプンツェル（中川翔子）は、生まれてから18年間、高い塔の上に閉じ込められてきた少女。その長い髪の毛に魔法の力を秘めた彼女が、長年の「夢」を叶えるために大泥棒のフリン・ライダー（畠中洋）と共に冒険の旅に出る。自由と初恋を知ったラプンツェルのときめきと不安、そして戸惑いは老若男女問わず共感度大。オスカー8度の栄冠に輝く巨匠、アラン・メンケンの音楽も聴く者すべての心に響く素晴らしさ。夢を追いかけること、そして新しい世界に飛び出す大切さを教えてくれる作品だ。

魔法の力が宿る彼女の髪を狙っていたゴーテル（剣幸）に、赤ちゃんの頃に誘拐されて、それ以来高い塔に閉じ込められて暮らしてきたラプンツェル。ゴーテルを自分の母親だと信じ、外の世界を知らない彼女の夢は、毎年自分の誕生日に空に浮かぶ美しい“灯り”を見に行くこと。しかしゴーテルは、外の世界は危険だと言って、外に出してはくれなかった。

そんなある日。誕生日を目前にしたラプンツェルの塔に、大泥棒のフリン・ライダーが迷い込んでくる。フリンはスタビントン兄弟（飯島肇）と共にお城から王冠を盗み出した後に仲間割れ。警護隊から追われ、塔に逃げ込んだのだった。フリンから王冠を取り上げたラプンツェルは、「王冠と引き換えに自分を塔から連れ出してほしい」と依頼。フリンはしぶしぶラプンツェルのお供を引き受けることになるが……。