バカリズム「狂気を思い出して」原作・脚本・主演『架空OL日記』連ドラ化決定

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バカリズムが銀行勤めのOLのフリをして綴っていたブログを書籍化した『架空OL日記』の連続ドラマ化が決定。本人が主演・原作を務めることも発表された。読売テレビでの放送終了後より、「Hulu」にて先行独占配信されることもわかった。

同ドラマの主人公は、アフターファイブには化粧品売り場をチェックし、「しめラーメン」に後悔してジムに行くけど、お腹はぽっこりのままという、ちょっとズボラなOL・升野英知(バカリズム)。升野を取り巻く4人のOL仲間は大の仲良し。ジムで腹筋が割れてスタッフに間違われたりする同僚・マキちゃん、天然すぎる後輩・サエちゃん、細かすぎる酒木法子先輩、そして男前な先輩・小峰様。更衣室や休憩室で繰り広げられる上司の愚痴、美容・恋愛などの爆笑トークやOLにありがちなプチ事件がたっぷりと描かれる。

今回のドラマ化を受け、バカリズムは「もともとただの暇つぶしに始めたブログが、書籍化されるだけでも驚きなのに、ドラマにまでなるなんて超ラッキーだと思います」と喜びのコメント。「原作・脚本だけじゃなくて、主演もとなると、スケジュールが大変だしセリフもたくさん覚えなければいけないので、できれば避けたかったのですが、この世界観を成立させるとなると、自分が演じる以外の方法がないので、とにかくがんばって面白くしようと思います」と意気込んだ。

また、OL役については「普段自分がコントで演じるような女性役でもなければ、女装をした男性役でもないかなり特殊な役」と説明し、「女優さんたちの空気感にうまく馴染みつつも、絶対的な違和感を出せればと思います」と語った。そして、「物語自体は、OLさんのほのぼのとした日常を淡々と描いたものなので、共感したりニヤニヤしたりしながら楽しんでもらいつつも、数分に1回くらいふと“男が書いて男が演じている”という狂気を思い出していただければと思います」とアピールした。

現在放送中のバカリズム脚本のドラマ『住住』で監督を務め、本作でもメガホンをとる住田崇は「バカリズム脚本の中でも、最も独創的でクレイジーだと思います(笑) キャストスタッフ一同、ドラマとしての新たな可能性に挑戦してます。放送を楽しみにしていてください」とコメントを寄せた。

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