戸次重幸「かつてない居心地の悪さ」若者に囲まれつつ舞台挨拶に登壇

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大人気コミックスを川口春奈、山﨑賢人のW主演で実写化した映画『一週間フレンズ。』(2月18日公開)の完成披露試写会が12日、都内で行われ、主演の2人をはじめ、松尾太陽上杉柊平高橋春織戸次重幸古畑星夏村上正典監督が登壇した。

累計170万部を突破する大人気ベストセラーコミックを実写映画化した本作。高校2年の長谷祐樹(山﨑)は、初めて会った日から惹かれていた同級生・藤宮香織(川口)に、思い切って「友だちになって下さい」と声をかける。だが、香織は必死で祐樹を拒む。実は彼女には、“友だちのことを一週間で忘れてしまう”という記憶障害があった。それでも香織のそばにいたいと願い、毎週月曜日に記憶がリセットされるたびに、彼女に会いに行く祐樹。2人は交換日記を始めて、少しずつ距離を縮めていく。そんなある日、香織の過去を知る転入生が現れて……。

互いの印象を聞かれた主演の2人。川口が「優しくて、かっこよくて、ちょっと抜けていて、それで面白くて。そりゃ女の子にモテるだろうなって思いました(笑)」と語りながらも、「とにかく役に向かって真摯に向き合う姿に刺激を受けましたね」と明かした。また、山﨑は「春奈ちゃんは、すごく難しい役をやりながらも、オンオフの切り替えがプロ。でもカットがかかった瞬間に変顔をしてくれたりしたところで、仲良くなれるって思いました」と撮影を振り返った。

一方、若いキャストに囲まれるて登壇した戸次は「43歳の戸次重幸です。1人で平均年齢を上げていることで、かつてない居心地の悪さを感じています(笑)」と冗談めかして会場を盛り上げ、村上監督も「僕としては戸次さんがいてくれてよかった(笑)」とコメント。

本作では、担任の井上先生を演じる戸次。「(高校生役のキャストの輪には)入っていけない雰囲気。みなさんお若いですからね。僕とは20歳くらい違うし、なんなら1人成人を挟んでいる。そりゃあ“僕も入れてー”とはいけないですよ(笑)」と語り、終始笑いを誘っていた。

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