田中直樹、現場ではモテなくてショック!? 遠藤章造との共演も決定

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ココリコの田中直樹が主演を務める、2017年1月5日(木)スタートの連続ドラマ『増山超能力師事務所』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59~)。放送に先駆け行われた取材会に田中が出席し、撮影現場の様子や作品の見どころを語った。

本ドラマは、「ストロベリーナイト」「武士道シックスティーン」で知られる人気作家、誉田哲也の同名小説が原作。超能力を持ったメンバーたちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿を描く。

人の心を読んだり、音を発せずに自分の心を伝えたりするなど、多くの能力を持つ超能力師・増山圭太郎を演じる田中は「超能力を使っていろんな問題を解決していく探偵事務所が舞台。超能力を持った人間がいて、“超能力者”というのが認められている世の中で、その能力によって級数が変わってくる」と世界観を紹介。役については、「1級超能力者でそこそこできる役」としつつ、「今までできる役っていうのがきたことがない(笑)。それができるのかなって。自分でも楽しみであり、挑戦だったりします」と意気込む。さらに、「原作を読ませていただいて脚本を読んで、モテる役って聞いていたのにそんなにモテてない。もちろんモテないわけじゃないですよ。表立って出さないけれども、裏では所員のことを見ていたりする。でも、僕が聞いていたよりも現場ではモテてないですね(笑)」と冗談めかし、笑いを誘った。

先日撮影が始まった現場については「僕が入る前から撮影がもう始まっていて、チームワークができあがっていたので、自分は飛び込んでいく感じでした」と様子を。キャストについても、「ぴったりな方だと思う。中村ゆりさんはもう住吉悦子役にしか見えない。原作から飛び出してきたようなキャラクターを作られていますね。原作の誉田哲也先生ともお話させていただいたんですけど、“(中村さんのことを)原作より少しキレイだな”と言ってました。高原篤志(浅香航大)、中井健(柄本時生)にしても、原作から飛び出してきたようなイメージですね」と印象を語った。

また、同作では各話にゲスト出演者も登場。田中は「相方(ココリコ・遠藤章造)もこの作品にちょこっと出てくれているんです。一緒に撮影したんですけど、コンビでドラマ出演っていうのが、随分久しぶりだと思うんです。そういうことも楽しかったので、来年もやっていけたらいいなと思いました」と明かし、「遠藤さんなりに役作りしてこられたみたいですけど、間違って今度自分が出演する映画の台本持ってきてました(笑)。そんなミニコントから始まりましたね(笑)」と暴露。「お芝居の中でたっぷりとした間をとられる。“あれ? 次誰のセリフだっけ?”ってくらいに間を取る。大御所俳優みたいで、そこが素敵でしたね(笑)」と共演を喜んでいた。

そして、「SFなドラマの世界観をイメージしがちですが、超能力を使う中にも人間臭さがあったり、能力を使っていると疲れてしまったり、うまくコントロールできなかったりと、そういうSFの裏にある人間模様がこのドラマの魅力。超能力を使って犬を探したり、日常のことに超能力が絡んできて、リンクしていく感じが面白いです」と見どころを紹介した。

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