川田裕美、“広瀬すずさながらの演技”で女優業を本格スタート

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元読売テレビアナウンサーで、フリーアナウンサー・タレントとして活躍する川田裕美が、読売テレビ・日本テレビ系の連続ドラマ『増山超能力師事務所』(2017年1月5日スタート、毎週木曜23:59~)第1話に出演することが決定。また、赤塚不二夫による国民的漫画を実写化したスペシャルドラマの第2弾『天才バカボン2』(日本テレビ系、2017年1月6日金曜21:00~)にも出演するなど、かねてよりの夢だった女優としての本格デビューを果たすことがわかった。

『増山超能力師事務所』は、「ストロベリーナイト」「武士道シックスティーン」で知られる人気作家、誉田哲也の同名小説が原作。超能力を持ったメンバーたちが、依頼人の悩みを解決するため探偵業に奔走する姿を描いていく。主演を務めるのは、ココリコの田中直樹。

自身が演じる役について、川田は「アナウンサーとして日本超能力師協会の専務理事にインタビューするという役どころでしたが、それはもう大変なことになりました。なんと台詞が17行もあったんです! こんなに多いのは初めてでした」と紹介。また、「(そのインタビューの)相手役が鹿賀丈史さんでしたので、緊張と不安で当日まで生きた心地がしませんでした」と共演を振り返り、「鹿賀さんは実際にお会いすると、私の硬い演技でやり直しになっても穏やかに付き合ってくださる優しい方でした」と印象を明かした。

そんな緊張の撮影において、久万真路監督からは「自分の番組にゲストを迎えているのだから、もっとリラックスした感じで」と演技指導をされたそうで、「なかなか苦労しました。“目の前に鹿賀丈史さんがいたら無理ですよ……”と思いながらも、“ここはミヤネ屋。私は宮根誠司”と宮根さんを思い出しながら演じました」とコメント。撮影場所が自身も馴染みの深い『ミヤネ屋』の東京スタジオだったことが安心に繋がったと分析し、「自分が勤めていた読売テレビのドラマに出演出来たことは本当に嬉しいです。現場にも先輩方が大勢いて少し恥ずかしかったですが、安心して撮影を終えることが出来ました」と感慨深げに語っていた。

一方、国民的ギャグ漫画である『天才バカボン2』では、「新春!人気女子アナ大会」という設定の番組で、世界一難しいと言われる、とある「競技(ゲーム)」の参加者として、袴&たすき&ハチマキ姿で登場する川田アナ。「国民的マンガのドラマですので、一作目もとても注目していました。まさか私にオファーしてくださるなんて夢にも思っていなかったので純粋に嬉しかったです」と喜びを明かす。また、衣装については「華やかな袴姿での撮影はウキウキしました。リハーサルを重ねるうちにどんどん本気になってきて、手を畳に何度も打ちつけながら撮影しました」と語った。

役作りについて、栗原甚監督からは「映画『ちはやふる』の広瀬すずさんのイメージで(演じて欲しい)」と言われたそうで、「髪型も広瀬さんっぽくしています。なんだか申し訳ないですが……(笑) そんな細かい部分も是非楽しんでください!」とアピールしていた。

そして、「フリーになって1年半ですが、こんな機会がくるとは思ってもいませんでした。演技はとても難しかったですが、どちらも本気で取り組んでいます。違和感なくドラマに溶け込めていることが理想ですが、少しだけ気にしながら見ていただけると嬉しいです」と語り、「次はアナウンサー役以外もやってみたいです!」と今後の女優業への意欲を覗かせた。

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