『マツコ会議』に登場した「原宿の王」が話題

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。11月26日の放送では、原宿で行われているという「ストリート撮影会」を探った。

高校生に圧倒的な支持を受けているカルチャーマガジン「HR」の撮影会が、2ヶ月に1度、原宿のキャットストリートで行われているという。会場にはすでに大勢の若者が集結。それぞれが思い思いの個性的なファッションに身を包んでいた。

中継班が声をかけたのは、雑誌掲載用のプロフィールを書き込んでいた1人の女の子。マツコは彼女が持っている、おばあちゃんの友達に作ってもらったという新聞紙でできたバックに注目し、「おしゃれ! おしゃれ~!」と絶賛していた。彼女によると、「HR」は掲載回数によってランク付けされるそうで、2回以上でスタメン、4回以上でレギュラー、10回以上掲載されるとファッショニスタの称号を得ることができるという。現在、レギュラーの彼女。友達と撮影会に来ても、自分のほうが大きく掲載されてしまい、気まずくなることもあるのだとか。

友達同士で会場に来ていた、16歳と17歳の女子高生2人。古着屋で買ったという着物の黒い羽織をファッションに取り入れた斬新なスタイルに、マツコも「おしゃれ、おしゃれ~」と絶賛していた。高校ではファッション部に所属しているという彼女たち。「いつ頃からファッション好きになったの?」というマツコの問いには、「生まれたときから」と答え、スタジオの爆笑を誘っていた。

撮影会場には男性も多数おり、マツコも「男の人、けっこういるじゃないのよ~」とやや興奮。その中でも特にマツコの目を引いたのが、デニムの端切れを飾ったキャップをかぶり、レトロな柄の着物を着た男性だった。彼の、「僕、原宿の王になりたいんですけど、どうしたらいいですか?」という突然の質問に、マツコも爆笑。原宿で一番おしゃれで人気者になりたいという彼に、マツコも「どうしたらいいんだろう?」と困惑していた。

すでに大学1年生なので、「HR」は卒業しているという彼。いつも個性的なファッションで大学へ通っているという話から、通学に使用している東横線の話になり、なぜか、「僕、(東横線の)車掌のマネできるんですけど」と、モノマネを披露することに。しかし、その微妙な出来と、やる度にニュアンスがブレる不安定さに、マツコも「さっきと全然違うだろうよ!!」と叱り飛ばしていた。昔は「HR」のカリスマだったと説明する彼に、「本当なの?」と疑いの目を向けるマツコ。しかし、周りの後輩たちが「本当です、本当です」とフォローし、ようやく少しだけ納得したのだった。

最後にマツコが東横線の彼に向かって、「あのね、まだ他の社会と繋がっている匂いがするんだよね」と指摘。「原宿に完全に魂を売ってない感じがするの。だって、お前まだちょっと女にモテようってのがでかいだろ? 原宿のときと普段の格好、違うだろ?」と厳しく追求していた。そして「邪心を捨てろ! 原宿の王になるってのは何かを捨てなきゃいけないのよ」とアドバイス。しかし、「ここまで話しておいてあれだけど、原宿の王って何?」と、マツコが再度問いかけると、彼は「僕のさじ加減なんですよ。王になったかどうかは」と。マツコは「じゃあ、お前、自分で王だって思えよ!!」と、爆笑しながらツッこんでいた。

Twitter上でも、「原宿の王がかわいすぎるw」「原宿の王ウケるwwwあのキャラいいわーw」と話題に上がっていた今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、原宿の王こと、北澤ユウマくんの日常に密着。番組HPでは、彼の、王を目指すための地道すぎる活動が公開されている。

次回の放送は、婚活の場にもなっている渋谷のゴスペルスクールに潜入。出会いを求めてスクールに通う生徒たちとマツコがトークを繰り広げる。

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