2017年のアニー役は野村里桜、会百花に決定!演出家は山田和也

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2017年4月上旬から東京・新国立劇場中劇場で上演される丸美屋食品ミュージカル『アニー』のオーディション合格者発表が3日に都内で行われ、主人公のアニー役に野村里桜(ノムラ リオ)、会百花(カイ モモカ)が決定した。

オーディションを受けるのは2回目で、2014年の『アニー』では、モリー役として出演経験のある野村は「前向きで、自分らしい、私にしかできないアニーを演じたいです」と意気込む。一方、オーディション初挑戦の会は「アニーはとっても明るくてかわいくて、みんなに愛される子だと思うので、それが伝わるように精一杯頑張りたいと思います」と力強く語った。

また、これまで16年間に渡って演出を務めてきたジョエル・ビショッフに代わり、2017年からは『ラ・カージュ・オ・フォール』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』などの演出で知られる山田和也が担当することに決定。山田は「どうすれば『アニー』らしい『アニー』になるのか、『アニー』らしさとは何なのか、具体的なことは、デザイナー・プランナーの皆さんと一緒に、これから知恵を絞って行きますが、まずはこの二人に出会えたことが、きっと今回の『アニー』なんだと思います。この二人と一緒に新しい『アニー』を創り上げていきます」とコメント。そして、新アニー役の二人に「よかったね、頑張ったね。あなたたちの中にアニーってこういう子なんじゃないかと感じたということなんです。あなたたちは、あなたたちのままでいいので、これから頑張りましょうね」と語りかけていた。

ミュージカル『アニー』は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイで誕生。2015年で日本公演30周年を迎えるなど、根強い人気を誇っている。今回のオーディションでは、約9000人の応募者の中から、アニー役の2名、孤児役の12名が選出された。また、第二弾としてダンスキッズ役16名を決めるオーディションが11月に行われる予定。

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