人気急上昇中の「バク転教室」に『マツコ会議』が潜入

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。9月10日の放送では、男性に人気急上昇中のバク転教室を探った。

現在、アクション&アクロバットスタジオ「つばさ基地」で開かれているバク転教室が、バク転でモテたい男性たちに大人気だという。中継班は東京都板橋区のスタジオに潜入。スタジオ内では、生徒たちが思い思いに練習を行っていた。

22歳の男性3人組は、今回が2回目の参加。マツコが「なんでバク転やりたいの?」と尋ねると、全員から「モテたいから」という答えが返ってきた。もともと大分でダンスをやっていて、今年の8月に上京したという3人は「大分では全然モテなくて、東京に来れば少し変わるかなって思って」と。しかし、上京後もモテることなく、現在は3人とも無職で、大分時代に貯めた貯金を切り崩す日々。マツコは「なんで仕事決まってからバク転教室通わないんだよ!」と諌めるが、3人は「自分ら若いんで、まだまだ冒険しようやって」と、あまり堪えていない様子だった。

続いては、華麗なバク転を見せる可愛らしい中学2年の少年が登場。その抜群の運動神経に感心したマツコが、「学校で何か部活とかやってるの?」と尋ねると、「美術部やってます」と、意外な答え。バク転は、アクロバティックな動きを競うパルクールの世界チャンピオンでもあるZENに憧れて始めたのだという。実際に友達たちと街中でパルクールを行い、その様子を動画で撮影し、YouTubeにアップすることもあるのだとか。「もうなんか、すごいわ、時代の差を感じる」と、動画の編集までこなす少年にただただ感心するマツコ。そして、「将来はじゃあ、パルクールの選手になりたいと思ってるんだ?」と聞くと、「将来は教師になりたいと思っています」と、またまた予想外の回答。そんな彼に、マツコは、「掴みどころがなくて好きよ」と微笑んでいた。

一方で、なかなかバク転ができない生徒も。空中姿勢を維持するための「飛び乗り」というバク転の基礎練習を行っていた青年は、約半年もこのバク転教室に通っているという。「半年通ってまだそれやってるの? なかなかここから先に進めない?」と尋ねるマツコに対し、青年は、「ちょっと怖いところはある」と心情を告白。そんな思いまでして、なぜバク転をするのかという質問には、「失恋をしてしまって、自分磨きのために」という答えが。青年には、ここで思い切って、バク転に挑戦してもらうことに。2人の先生に支えられながらも、綺麗に回転する彼の姿に、スタジオからは拍手が送られた。

他にも、トランポリンでバク宙の実演をしてくれた先生や、ストレス発散のために教室へ通う女性などが登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、大分県出身の男性3人組に密着。マツコが「バク転とは全く関係ないけど」と指摘する通り、番組HPでは、モテたい3人の東京での暮らしぶりが公開されている。

次回の放送は、新宿で2時間待ちの当たりすぎる占いの館に潜入。個性的な占い師や占われたい人々とマツコがトークを繰り広げる。

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