吉高由里子がアラサー“タラレバ娘”に!日テレ1月ドラマで主演

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日本テレビ系の2017年1月クール水曜ドラマが『東京タラレバ娘』に決定。女優の吉高由里子が、『花子とアン』(NHK)以来2年ぶりのテレビドラマ主演を務めることがわかった。

原作は、既刊5巻で180万部を突破した東村アキコによる同名人気コミックス(講談社「Kiss」連載)。主人公は、30歳、独身、売れない脚本家の鎌田倫子(吉高)。彼氏もおらず、親友の香、小雪とともに居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々。「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」「好きになれ“れば”ケッコンできる!」。そんな話ばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい、ハタと厳しい現実にブチ当たる。「あれ? あたしたちってもう女の子じゃないの?」と、オトナになりきれないまま30代に突入したヒロインが、悪戦苦闘、右往左往しながら幸せを求めて恋に仕事に奔走する。

主演の吉高は「原作を読んで、思わずケラケラ笑っちゃいました。リアルで心にグサッと来る痛い部分もたくさんあって、本当に共感できる素敵な作品です」と原作の印象を明かし、「倫子は“独身、彼氏ナシ、仕事もイマイチ”というアラサー女子」と自身の役柄を紹介。さらに、「私は28歳ですが、同級生が結婚したりママになったりしていて“あ、そんな歳になったんだなぁ”と思う一方、ずっと仲の良い友人たちと一緒に歳を重ねているので、あまりピンと来なかったりもして……。そういった意味では、“タラレバ言いながら、女子会ばかりやってたらこんな歳になってしまった”という倫子と似ている部分もあるのかも、と思います」と役との共通点を語り、「幸せ求めてもがく倫子と一緒に、私も泣いたり笑ったりジタバタしながら、楽しんで演じられたらと思います。来年1月まで、楽しみに待っていてください!」と視聴者にメッセージを送った。

プロデューサーを務める加藤正俊は、「東村さんの原作を読んだときに、その圧倒的なパワーに男の僕でも心揺さぶられ、絶対に自分の手でドラマにしたいと思いました」とドラマ化への思いを語る。また、日本テレビ系のドラマ『美丘―君がいた日々―』(2010)でもタッグを組んだ吉高のキャスティングついては、「この原作パワーに負けない女優はこの人しかいないと直感して、主人公のオファーをしました」と明かし、「アラサーだけでなく、すべての世代の女性の心に痛いほど刺さるドラマです。ご期待ください、というよくある言葉では言い足りないぐらい、本当に期待していただきたいと思っています」とアピールした。

一方、原作の東村は「と、東京タラレバ娘が……私の大大大好きな吉高さん主演でド、ドドドドドドラマ化だとお~っ!? 全国のタラレバ娘のみなさん、水曜夜10時の女子会は禁止だァァ!!!」と、喜びのコメントを寄せた。

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