ドローン操縦士の養成学校に潜入『マツコ会議』

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。8月6日の放送では、一攫千金を狙う人々が集う、ドローンの操縦士の養成学校を探った。

2日間でドローンの操縦技術を学べる「ドローンスクールジャパン」は現在大盛況で、2ヶ月先まで予約待ちの状態だとか。中継班が訪れたのは、神奈川県の実習場。そこでは、ドローンの操縦士になるための様々な授業が行われていた。

巨大な倉庫のような建物では、ドローンを飛ばす実技の真っ最中。モニター越しに「マツコさん、おはようございます!」と挨拶してきたのは、イケイケな風貌の建設会社社長と、その社員たち。家屋調査や災害時のレスキューなどにドローンを役立てるため、これまでに累計100人の社員をこの学校に通わせているという。「お金は出してあげてるんでしょ?」とマツコが尋ねると、「全部、金出してます」と答える社長。授業料は1人54万円で、合計5400万円も会社で負担しているという。これにはマツコも「えー!! すごいわ、この先行投資は。あの社長、なんか企んでるのよ」と驚いていた。

ハワイからやってきた青年・手島エリックさんと、岸村さんという中年男性もドローン操作の実習中。エリックさんは、大学生ながらハワイと日本でビジネス展開をしている若手起業家で、岸村さんは、彼のビジネスパートナーだった。「ロッキー青木のマブダチみたいな! いいね~!」と、岸村さんのキャラクターを気に入った様子のマツコ。2人は、ハワイに放置されている太陽電池をドローンでメンテナンスするビジネスを立ち上げるため、この養成学校に入学したという。マツコは、「なるほどね、確かに太陽光パネルって大ブームが起きて、比較的放置されているやつ多いから」と、そのビジネスモデルに感心しつつ、「要は投資としてドローンの操縦を訓練しているわけだ。じゃあ、これから荒稼ぎしようと思っているのね」と指摘するのだった。

屋外の練習場へ移動すると、そこでは、男女4人の若者がドローンを操縦中。慶応大学のドローンサークルだという彼らは「World Drone Prix in Dubai」の日本予選でも4位に入賞した実力者。そこで、実際に女性陣にドローンを操作させてみると、浮かせるだけでまったく動かせないことが判明。マツコが「部長! お前が実力見せてやれ!」というマツコからの要請で、今後は部長が操作。ドローンを縦横無尽に飛び回らせ、サークルとしての面目躍如となった。

そして、スタジオにもドローンが登場。実際に操縦を試みるも、思うように操れず、その難しさを噛み締めたマツコは、「私がなんで(操縦が)不得手か分かった。ゲームのコントローラー触ってない病よ、これは。レースのゲームとかコントローラーでやり慣れている人とかは、この微妙な感覚がうまいのよね」と分析。そして、ドローンの将来性について、「ドローンってものすごい可能性あるわね」「これからドローンに群がってくる人がすごい出てくるよ」と予想した。

他にも、インドネシアからやってきた起業家や、プロのドローンレーサーなどが登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、ドローンレース日本チャンピオンの岡聖章さんに密着。番組HPでは、ドローンレーサーの収入や、実際の活動が公開されている。

次回の放送は、1万人が集結する謎のイベント「カラージェルラン」に潜入。お金を払って汚される人々とマツコがトークを繰り広げる。

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