三上博史、悪ノリ練習で森川葵に下ネタ連発『柿崎真一』で初共演

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三上博史が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系の深夜ドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』(7月7日スタート、毎週木曜23:59~)。このほど行われた取材会に、三上と共演の森川葵が出席し、撮影中のエピソードや作品の見どころを語った。

本作は、誰にでも身近な“遺産相続”を題材にした一話完結のオリジナルストーリー。三上が演じる主人公・柿崎真一は、膨大な借金を抱えているが、もともとは辣腕弁護士だった。2年前にとある案件で弁護士法に抵触し、2ヶ月間の業務停止。処分が解けた後も失った信頼をなかなか取り戻せない中、セレブ老人の遺産相続問題の依頼で、法廷に出ることなく多額の報酬を得る。味をしめた柿崎は“遺産相続専門弁護士”として生きていくことに。一癖も二癖もある、型破りで不思議な魅力を持つ柿崎が、財産をめぐる骨肉の争いを、決して法廷には出ず、とんでもない形で決着させていく。また、遺産の価値はお金ではあるが、彼は遺産に隠された本当の価値を探り出し、“故人の思い”を遺された人たちへ繋いでいく。

作品について、三上は「(放送時間が)平日の夜だし、がっつり見るというよりも、ゆったり楽しめるドラマだな、と本を読んだ時に思いました」と語り、「僕はしばらくシリアスな作品が多かったから、力を抜ける所は思い切り抜いて、思い切り悪ノリできるかなと(笑)。本番で緊張なく悪ノリできるように普段から下ネタばっかり言っています(笑)」と、柿崎役を楽しんでいる様子。

一方、柿崎の部下である新米弁護士・丸井華を演じる森川は「見ていただいたらわかる通り、華ちゃんは格好がかわいくて、“お金、お金”と言っているのは洋服や自分の好きなモノに使いたいからだと思いますね(笑)。天然っぽい所もあるんですけど、お金が絡んでくると“こう動いた方がいい”“こうしましょうよ”って自分から先生(柿崎)に訴えていく。おバカだけど、頭の切れる女の子みたいなイメージで演じています」と、役の印象を語った。

また、初共演となる2人だが、クランクインから数週間が経ち、すっかり打ち解けた様子。森川が「もっと話しかけにくくて、自分の世界がある方かなと思ったんですけど…」と緊張していたことを明かすと、三上が「努力してる(笑)」とすかさずツッコミを入れるなど、息の合ったやり取りを披露。続いて、森川が「“好きなモノなんなの?”って聞いてきたり、味噌おでんの話題をワイワイ話したり、面白い方だなって思いました」というと、三上は「森川に言われたくない(笑)」と切り返す。さらに、「もうちょっと良い年頃の女優さんがきてくれると思ったんですけど(笑)」と冗談めかして笑いを誘った。

そして、三上が「ゆったり楽しめて、最後には何かが気持ちよく残って、そのまま就寝することができる作品になっていると思うので、気楽に見ていただけたらなと思います」とアピール。森川が「緩い気持ちで見てもすごく面白いんですけど、遺産相続に関するストーリーがしっかりしている。意外と胸にグサっときて、ホロリとくるドラマだと思っているので、これを見て、将来、自分の遺産をどうしようかなって考えたり、何かのきっかけになったりしたら良いかなと思います」とメッセージを送った。

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