新たな出会いスポット「渋谷肉横丁」に『マツコ会議』が潜入

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。6月4日の放送では、若い男女の出会いの場にもなっている、肉のテーマパーク「渋谷肉横丁」を探った。

24店舗の肉料理店が軒を連ねる「渋谷肉横丁」。ちとせ会館の2階と3階にあるこのスポットは、新たな出会いの場として、若者たちを中心に連日大賑わいだという。取材班が訪れたのは、平日の夜8時過ぎ。すでに多くの人で混み合っていた。さっそくマツコが「気位の高そうな交わらない女がいたわね」と目をつけたのは、22歳の綺麗系な女性2人組。「完全に浮いているんですけど。そういうところに来なさそうな感じじゃない」と指摘する通り、2人はガチャガチャしている雰囲気がそれほど好きではないようで、店の奥へは入らず、入口付近に座って肉料理を楽しんでいた。マツコは「入口にアナタたちがいたことが何らかの象徴になっているのよ」と指摘。早くも肉横丁対するイメージの一端を掴んだのだった。

月に2~3回はこの肉横丁に訪れるという、24~26歳の女性4人組。彼女たちの目の前には、今運ばれてきたばかりの、肉寿司なるメニューが。「冷めちゃうから食べなさい」とマツコに促されて食べる4人組だったが、「(カメラに)撮られている事を意識して食べるのよ」というマツコの忠告に従い、口に入れる瞬間にいったん箸を止めるなど、やけにセクシーな仕草で、肉寿司をほおばるのだった。肉寿司を完食した彼女たちに、マツコが「(ここで)男性と出会ったりするの?」と質問すると、「しますね、むしろ出会いに来てます」との答えが。さらに、一緒に飲んで盛り上がったら、2軒目に行くこともあるという。全員彼氏がおらず、「(彼氏が)いないから、出会いを求めに来ている」という告白に、マツコも、「そんなに恋愛難民が多いの?」と、驚きを隠せない様子だった。

続いては、男性3人と女性2人のグループを発見。取材班が声をかけると、案の定、ここで知り合ったばかりの5人だという。モニター越しのマツコを見つけると、「デラちゃ~ん」と手を振る女性2人。「デラちゃんって言われた?」と、マツコはきょとんとした顔に。「あたしデラちゃんなの?」と、マツコが問いかけると、2人からは、「マツコ(という呼び方)は古い!」とバッサリ。めげずに、「古いって言われても、私の名前だから!」と反論するマツコだった。女性は2人とも23歳で、肉横丁へやって来たところ、25歳の男性3人組に声をかけられたという。しかし、あまり好みのタイプではなかったようで、「嫌~な感じ」「きもい」「彼氏いるから無理」を連呼する彼女たち。その明らかに脈のなさそうな様子に、男性陣も「厳しい戦い」「負け戦だよね」と、悲しく笑うのだった。

ここで、取材陣が周りを見渡すと、最初にマツコが注目した、22歳の綺麗系な女性2人組が、男性2人組と相席状態に。なんと男性らが女性たちに声をかけて、意気投合。一緒に飲んでいるのだという。まさかの進展に、「ここに声をかけるとは、なかなか威勢のいいお兄ちゃんたちよね」とマツコ。男性たちは、渋谷の「ラピス」という美容室のオーナーと店員で、女性たちにも「楽しいし、面白い」と高評価を受けていた。さらに、代表の男性はまだ30歳という若さ。マツコは「やっぱりあれくらいのバックボーンがないと、あそこには声かけられない」と分析し、さらに「肉横丁の中にもヒエラルキーは存在するのね」と、先ほどの男性3人組を引き合いに出して、結論づけた。

他にも肉横丁のイケメン店員や、『マツコ会議』の第1回放送で出会った、ちょんまげ勇太が登場した今回。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」は、「ラピス」の男性2人組の日常に密着。番組HPでは、彼らによる肉横丁での出会いのテクニックが公開されている。

次週、6月11日の放送は、水商売の人々が通う新宿・歌舞伎町の激安食堂に潜入。売れないホストたちとマツコがトークを繰り広げる。

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